中医火神派医案新選 その200
14.烏附細辛大剤 裴某、女、59歳。 右側下肢冷痛が8年、今年は更に激しい。座って少ししても痛み、動くと痛みは楽になる、時まさに28~30℃の機構で秋のスラックスを穿き、扇風機の風に因って激しさ加わり、脈沈細小、舌淡面白。 これは沈寒痼冷積滞の証である。 始めに附子60g、川烏30g、細辛20g、を用いたが効果なく、量を少しずつ増やすことによって効果が現れ治癒した:川烏、草烏各150g(先煎)、附子100g(先煎)、細辛100g、生姜100g、蒼朮30g、荊芥穂8g、黒豆300g、肉桂10g(後下)、沈香5g(冲)、紫石英50g、3剤。 評注:この様な烏附大剤は本当に珍しく、曽氏の胆識が現れている。だんだんと加量しながら用いてこの分量にまで至ったと知らねばならないし、決して無鉄砲ではなくしたことである。 いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。 神仙堂薬局の紹介動画 #
by sinsendou
| 2015-08-03 00:00
| 中医火神派医案新選①~
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by sinsendou
| 2015-08-02 00:00
| 北海道の旅①~
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by sinsendou
| 2015-08-01 00:00
| 麗しの島 台湾旅行記①~
消化管の免疫 その6
IgAの役割は、消化管内部に常に存在する細菌などと共存するための、ゆるやかなバリアーを作っていることではないかと思われています。 消化管で生まれたB細胞は、リンパ液の流れに乗って、涙腺・唾液腺・耳・鼻・喉・気管や泌尿器・生殖器など粘膜を持つ器官に再分布し、同じようにIgAを合成してこれらの粘膜を覆う唾液に含まれています。 つまり、体内で外界と接するあらゆる器官の粘膜には、作用の穏やかなIgAを大量に含む粘液(分泌液)が隅なく塗りつけられているようなもので、これを「分泌型免疫」と呼びます。 分泌型免疫は、体内に取り込まれている外界を破壊するのではなく、ゆるやかな境界を作って「内なる外」とうまく共存していくための巧妙な調節機構であると言えるでしょう。 いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。 神仙堂薬局の紹介動画 #
by sinsendou
| 2015-07-31 00:00
| 免疫①~
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by sinsendou
| 2015-07-30 00:00
| 我が家の人気者①~
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