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中医火神派医案新選 その161

中医火神派医案新選 その161

18.白帯――完帯湯加呉茱茰/桂附理中湯、金匱白朮散

 王氏の妻、体が弱く月経不順で三十歳だが妊娠せず、時に心配されていた。

 肝気は鬱結し、これに因って透明で薄く無臭の白帯下が止まらない。

 脈は細数で渋、食欲減退し体もだるく、月経は38日に始まり、始まって半月は方を尽くし、それは胞冷経寒と肝鬱傷脾となり、これに由ることが大体分かる。

 治法は温暖下元と肝脾の調理が必要であり、処方は傅氏の完帯湯加呉茱茰で温経解鬱する。

 10剤で精神はやや回復し食欲が増進したが、白帯は依然として変わらず。

 脈象は細数、舌苔滑潤、腹が痛む感じがある、下肢の寒さが特に甚だしいので、温補薬を数服させたがなおこの症状があり、その下元の虚寒と胞宮の清冷はその極点にまで至っている。

 現在ただ脾胃を温めるを以って運化を健やかにし、元陽を暖めるを以って陰寒を消そうとしているが、方を桂附理中湯に改めれば、前薬に比較して勝っているはずだが、5剤でも変化なし。

 詳細に調べると陰寒が盛ん過ぎ、薬力がまるで軽過ぎるので、本方に加えて分量を多くした:

 附子24g、党参30g、白朮30g、乾姜15g、炙甘草15g、肉桂9g。

 濃く煎じて一日に2剤服用させる。

 二日後症状は前と比べて一歩前進し、脈は有力に感じられるし腹は痛まず、悪寒も大きく減ったが帯下がまだ元通りに多いので、さらに新しく処方する:原方にまた金匱白朮散(白朮60g、川芎15g、蜀椒21g、牡蠣45gを研いで散とする)を毎回18gを一日2回、お酒にて服用し胞宮を暖めて脾の湿を乾燥させるため多量に用いる。

 10日間服用すると帯下は大部分なくなり、悪寒もせず一切が改善した。


 帯下の治療を以って主となしたのち、白朮散(改湯)に艾葉・鹿角霜・芡実・椿皮等を用いた大量の煎剤を服用させると5日で帯下は終わった。続けて十全大補湯・養栄湯を各10剤服用させ気血を調補し、冲任を温暖して以って体の元気を回復させ、経期を正常に戻したので、翌年子どもが生まれ望外の喜びに出あった。







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by sinsendou | 2014-07-31 00:00 | 中医火神派医案新選①~

胃のつかえ その5

胃のつかえ その5

一時的に起こる胃のつかえの診断と治療

◆食生活の不摂生が胃のつかえを起こす
 

 あぶらっこいものや辛いものを食べ過ぎたり、生ものや冷たいものをとり過ぎる、あるいはおいしいものばかり食べる、酒を飲み過ぎるといったことが原因となって脾胃の機能が傷つけられると、消化吸収力が低下し、飲食物をからだに必要な滋養につくり変える働きが不十分となってかすがたまるので、胃のつかえが起こります。

 これを「食滞」といいます。  

 食欲はあるものの、胃のつかえ感があり、みぞおちのあたりが硬くなって押さえるとうずき、卵が腐ったような臭いのするゲップ・胸やけ・酸っぱい水がこみ上げる・吐き気・嘔吐・便秘などの症状をともない、舌に厚くべっとりとした苔がついて、滑らかな脈をふれます。

 このような場合は、脾胃の機能を調えて消化吸収力を高めるとともに、残った飲食物を除く「保和丸」や、脾胃の機能を調えて有害な水分を除く「平胃散」に消化吸収力を高める山楂子・神麹・麦芽を加えたもので治療を行います。






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by sinsendou | 2014-07-30 00:00 | 胃のつかえ①~⑬

麗しの島 台湾旅行 305 猫空 その14

猫空 その14


目の前に巨大な鉄塔が迫ってきて、ゴンドラの脇を掠めていきます。
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今度は下り。
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by sinsendou | 2014-07-29 00:00 | 麗しの島 台湾①~487

中医火神派医案新選 その160

中医火神派医案新選 その160

 本証は最初湿熱に属したといえども、病はすでに月日が経っていて、正気は衰え内臓は不足し、また一変して虚寒となり、この病状の転化は日常の定めで、不足や異なる者など、昔の人はすでにこれについて精細に論述してある。

 陳修園曰く:“水は自ずから生じはしない、一つの理由は気化で、黄耆六一湯が得た気化は水の正しい働きとなすなり;崔氏腎気丸が得た火が水を正しい働きをなすことができるなり;七味白朮散は方中に藿香の辛燥がある、そして《金匱翼》はその能力は大きく津液を生じことができると謂っている;理中湯は方中に乾姜の辛熱があり、そして侶山堂はそれで水液が上昇できると謂っている、もし滋潤甘寒を以って生津をなせば養液の源は、その死が速くなるなり。”

 これに由って気化伝変と薬は温が宜しく涼はよくないという本当の意義を知ることができる。

 本証のように冷やしてばかりで温めないで、白虎湯・甘露飲等の服用を以って病は激変してしまい、その誤りは歴然としている。

 今前説を根拠に理中湯の温脾止瀉を用いる、証は程郊倩理論を以って、その理論とは:“人参・白朮・炙甘草を以って中州を固め、乾姜は中を守り、必ず釜の炎を借りて陽気を立ち上らせ、これを以って穀は陰に、優れた気は陽に入り、上は華蓋(肺)に輸送し、下は州都(膀胱)に取り込み、五臓六腑すべて以って気を受けることが、この理中の目的なり。”

 これに因って中焦の運化、そして上下昇降が適当で、肺は津液を流布して、腎は蒸発を司ればどうして上渇下消に至ろうか、陳修園がこだわった中央が四旁に運ぶという説は、またすなわち理中の趣旨でもあるなり、この書から理中湯を与える:

 党参18g、白朮15g、乾姜6g、炙甘草6g。

 最初は効果が現れなかったが、5剤で病は好転し始め、口はほぼ味が分かり、精神は微かに奮起し、ゆっくり歩くことができた。

 また原方を5剤進めると、渇きと尿は大きく減り、正常に近くなった。

 終わりには病で虚損したので大補が必要なことから、方を改め養栄湯で気血を培補し、20日の時間が経ち初めの様に健やかになった。

 そもそも消渇に腎気丸を用いる者はしばしばあり、治療に至っては始めから理中湯を以って対応し、弁証論治の速やかさは当に良い方法を講ずるなり。

 評注:この“渇きも尿も無く一回飲むと一回排尿”の様な重症の消渇が、意外にも軽剤の理中湯で著效を得られたことは、本当に驚胆させられた。

 道理でこの老師はまたかなり自慢しているようだ:“消渇に腎気丸を用いる者はしばしばあり、治療に至っては始めから理中湯を以って対応する”として、“弁証論治の速やかさは当に良い方法を講ずるなり”を証明するだけの価値がある。





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by sinsendou | 2014-07-28 00:00 | 中医火神派医案新選①~

マイケルの夢

いい気持ちでお昼してるマイケル
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どんな夢見てるのか?
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マイケルの夢は
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自分のお庭に入って来た、ニャンコ達を

追っかけてる夢でしょう^_^
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夢から覚めました(^∇^)





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by sinsendou | 2014-07-27 00:00 | 我が家の人気者①~

胃のつかえ その4

胃のつかえ その4

早めにしっかり治療し慢性化を防ぐ努力を

 一時的に起こる実の胃のつかえは、発病因子を除けば確実に治すことができます。

 しかし、放置したり治療を誤ると、脾胃の機能が徐々に傷つけられます。

 健康に気をつけることによって正気が回復すると一時的に軽快しますが、再びさまざまな要因によって胃のつかえがくり返し起こるようになります。

 ですから、早めに確実な治療を行うことが大切です。

 一般に、実の胃のつかえでは食欲があまりおとろえず、みぞおちのあたりを押さえるのをいやがり、便秘ぎみで、弦を張ったような脈をふれます。

 一方、虚の胃のつかえは、食欲不振で便通があり、押さえると和らぎ、脈に力のないのが特徴です。

 このはか、症状が寒と熱のどちらの状態に偏っているのかを見分けることも、治療のうえで大きなポイントとなります。






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by sinsendou | 2014-07-26 00:00 | 胃のつかえ①~⑬

麗しの島 台湾旅行 304 猫空 その13

猫空 その13

ぐんぐんと昇って行きます。
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だいぶ見晴しが良くなってきました。
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直ぐそばを上りのワゴンが通り過ぎます。

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by sinsendou | 2014-07-25 00:00 | 麗しの島 台湾①~487

中医火神派医案新選 その159

中医火神派医案新選 その159

17.消渇――理中湯/人参養栄湯

 陳某、46歳。

 始めは傷寒を患い治りきらず、その後また傷食吐瀉したが、自らの健康な体を頼りにしていて、かつて医者に罹ったことがなかった。

 激しくなったので鄒君を招き診療をうけ、葛根桂枝湯か神曲・楂肉の類を服し、表は解けたが嘔吐泄瀉は治らなかった。

 又不換金正気散の温中止嘔を処方し、寛脹消食としたが嘔吐泄瀉は止めることができなかった。

 又口渇と多尿に転じ回数が頻繁になったので、改めて人参白虎湯・甘露飲・六味地黄湯等を試したが、半月経っても改善せず段々と痩せてきて、精神は疲労し食欲もなくなってきて、床に伏せって起き上がることもできなくなった。

 患者は枯れ枝の様に痩せ細っていて、目には爛々と力のある輝きがあるが、顔と唇には艶がなく、舌は胖潤で白い、脈は微かで無力、渇きも尿も無く一回飲むと一回排尿し、小便は清長で尿の表面に油脂は見られない。

 おそらく病が始まり傷寒によって吐瀉を起こして、営衛が傷ついたので陰液もまた棄損し、吐瀉は脾を傷つけ中焦の運化が失われ、巡って肺気が下降できなくなり、制約され門が閉ざされる;腎火上昇できず津液は蒸発し、陰陽は分離され上下の交流が失われるので、消渇の証を形成するのである。

 前医は内熱により津液乾燥と考えて、涼潤剤を何度も用いたが、これは標治で本治を知らないためなり。

 本はすなわち脾肺腎の三臓で、脾は燥を喜び湿を嫌う、肺は冷を嫌い降を喜ぶ、腎は温を得て水は昇ることによるので、気化は全てを得ることですなわち無病となる。

 今三臓の機能が動かなければ、水津は上に運ばれずただ下から排泄される、その主要の鍵は肺の宣散や腎の蒸騰にあるのではなく、本当は脾が昇降を失い、水を制御できないためなり。

 もし脾が健運できて津液を輸布できれば、すなわち肺腎の機能もそれにつれて回復し、自然と消渇の患いはなくなる。






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by sinsendou | 2014-07-24 00:00 | 中医火神派医案新選①~

胃のつかえ その3

胃のつかえ その3

さまざまな原因で消化吸収力が衰え胃のつかえが起こる

 実の胃のつかえは急に起こって一時的なものが多く、虚の胃のつかえはくり返し慢性的に起こることが多いのが特徴です。

 ただし、それぞれの病因は互いに関係が深いので、実際には虚と実がからみ合う「虚実挟雑」の状態で胃のつかえが起こるケースが多くみられます。

 たとえば、食生活が不摂生な人は脾胃の機能を傷つけやすく、また、おいしいものやあぶらっこく味の濃いものばかりたべていると、脾胃の機能が十分に発揮できなくなって、水分代謝が悪くなります。そのため、からだに必要のない有害な水分(湿・飲・痰)が生まれ、これが脾胃の昇清と降濁を妨げる原因をつくります。






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by sinsendou | 2014-07-23 00:00 | 胃のつかえ①~⑬

麗しの島 台湾旅行 303 猫空 その12

猫空 その12

さあ、それではお空の空中散歩へ出かけましょうか。



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下を眺めると、木々の木立が遠くに見えて、高所恐怖症の人にはちょっときついかも…。
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by sinsendou | 2014-07-22 00:00 | 麗しの島 台湾①~487



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