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中医学から考える高血圧 その9

中医学で考える高血圧の原因とメカニズム    その9

足のつけ根が引きつるように痛い場合

 内臓の働きが衰えたり乱れると、からだの中に余分な水分がたまったり、血液の流れが滞ります。

 これらは、からだに悪い影響を与え、高血圧症をさらに悪化させる物質(痰や瘀血)に変わります。

 瘀血は血行の停滞やうっ血のことです。この場合には肝の熱を冷まして火を消します。

 また、体内にたまったすべての「廃水」である痰があるときは、不足した陰液を補うことが治療の原則です。

 「動脈硬化」は、このような物質が血行を妨げたり、からだの正常な機能を阻むため起こる症状です。

 特に、まだ若いのに太り気味の人には痰が多いと考えられますので、注意が必要です。

 頭痛やめまいなどがあり、弦をピンと張ったような脈や、玉をころがすように速い脈があり、白くベタッとした厚い舌苔をともなうときは、痰があると考えられますから、これを取り除くために「半夏白朮天麻湯」、あるいは「防風通聖散」と「半夏厚朴湯」を合わせて使います。

 また、下腹部の痛みや生殖器の異常があり、舌に赤紫色の斑点が見られるときは「療方調血」あるいは「桃核承気湯」「血府逐瘀丸」「通導散」を使って、血液の滞りを取り除きます。


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半夏白朮天麻湯 90包 (1か月分) 15750円

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防風通聖散 90包 (1か月分) 6050円

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半夏厚朴湯 90包 (1か月分) 9030円
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療方調血 90包 (1か月分) 7035円

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桃核承気湯 90包 (1か月分) 5565円
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血府逐瘀丸 720丸 (1か月分) 9975円



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by sinsendou | 2013-07-31 00:08 | 高血圧①~⑨

中医学から考える高血圧 その8

中医学で考える高血圧の原因とメカニズム    その8

生命の根源となる物質が不足して起こる高血圧症

 主に老化が原因で腎が衰えると、腎に蓄えられている生命の根源となる物質(陰精)が消耗されるため、血圧が高くなることがあります。

 このような場合には、「左帰飲」や「左帰丸」で腎の陰精を補います。また、陰液の不足と活動エネルギーの低下が同時に見られるときは「八味地黄丸」や「右帰飲」「右帰丸」を用います。

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八未地黄丸 90包 (1か月分) 5880円



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by sinsendou | 2013-07-30 00:21 | 高血圧①~⑨

中医火神派医案新選  その73

中医火神派医案新選
その73


13.寒疝――桂枝湯加附子・黄耆/当帰生姜羊肉湯

 楊某、男、32歳。1965年3月10日初診。

 寒い冬に水を渉り房事不節もあって、睾丸の激痛を誘発し、多くの医院にて治療を試みるも効果が無かったので来診。

 症状は顔色青黒く疲れ果てた風貌で、舌白く津液多く寒がって暖を喜び、睾丸は腫硬し激しい疼痛で少腹に牽引し、発作には小便は白濁を帯び、左睾丸はより大きく腫硬下垂し、少腹は常に冷めたく陰嚢多汗、四肢厥冷して脈象沈弦、これは陰寒凝聚で治法は温経散寒が宜しい。処方は:

 炮附子(先に煎じる)・白芍・桂枝・炙甘草・生姜各30g、黄耆60g、大棗12枚、12剤。同時に食事療法:当帰120g、生姜250g、羊肉1000g。服薬後、陽は回復して痛みは止まり仕事に参加した。

  評注:渉水して受寒し寒湿の凝滞が三陰に聚まり、加えて房事不節により傷が腎陽にまで及び、内外相因して寒病を発した。

 《金匱要略》の抵当烏頭桂枝湯の治を真似て、方は附子を用いて以って沈寒痼冷を治し、桂枝湯は以って補営疎肝する。

 補助として当帰生姜羊肉湯を用いて以って温血散寒と気血を補益し、陽を旺盛にさせ血を満たし、経脈を疎暢させる。

 病の深さや寒の重さに由って、重剤を用いずに重い病気に対処するのは難しいので、その多量の薬剤を頻繁に服用させ真っ向から対決すれば、良効を得られる。



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by sinsendou | 2013-07-29 00:00 | 中医火神派医案新選①~

中医学から考える高血圧 その7

中医学で考える高血圧の原因とメカニズム    その7

「水分」がどこでどの程度不足しているかが治療のポイント その2 

 しかし、回復することができずにこの状態が続くと、さまざまな内臓に影響が及ぶようになります。

 中でも、血液を調整する肝、からだの根源となる物質を貯える腎、活動エネルギーをつくり補充する脾胃の働きを障害しやすくなります。

 腎の陰液が不足して肝を養えなくなったり、肝の陰液が不足すると、肝の活動エネルギーが余り、相対的に少なくなった陰液から離れて上昇する(肝陽上亢)ので、頭が回るようにふらつき、頭痛やめまい、耳鳴り、顔面の紅潮、口が苦いといった症状が現れます。

 舌は深い紅色になり、苔は少ないか剥げてしまいます。

 脈は細く緊張し、脈拍数が多くなります。

 このような場合には、腎の陰液を補う「六味丸」に肝腎を調和させる「柴胡加竜骨牡蠣湯」を合わせて使ったり、肝の陰液を補う「七物降下湯」、腎の陰液を補って肝の火を抑える「知柏地黄丸」、腎と肝の陰液を補う「杞菊地黄丸」などを使って、活動エネルギーと陰液のバランスを回復します。

 さらに症状が強い時には、「天麻鈎藤飲」を使うと効果的です。

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六味丸 90包 (1か月分) 5775円
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柴胡加竜骨牡蠣湯 90包 (1か月分) 10500円
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七物降下湯 90包 (1か月分) 7035円

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知柏地黄丸 540丸 (1か月分) 8925円

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杞菊地黄丸 720丸 (1か月分) 7350円



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by sinsendou | 2013-07-28 00:00 | 高血圧①~⑨

中医学から考える高血圧 その6

中医学で考える高血圧の原因とメカニズム    その6

「水分」がどこでどの程度不足しているかが治療のポイント その1 

 活動エネルギーと「水分」である陰液のバランスがくずれると、からだは、血液の循環を改善して正常な機能を高め、バランスを回復しようとします。

 そのため、一時的に血圧が上がります。

 数値が常識的な範囲を越えなければ、血圧の上昇はからだの正常な抗病反応と考えられますから、無理に血圧を下げなくても、しばらくしてバランスが正常に戻れば血圧は下がります。

 ですから、一定期間の観察が必要なのです。

 例えば、疲れやすく、食欲などに問題があれば、「脾胃」の消化吸収や栄養代謝機能を考えて「療方昇陽」や「療方健婢」で不足した活動エネルギーを補ったり、「釣藤散」で活動エネルギーを補いながら、機能が高まり過ぎないようにしたり、「十全大補湯」「人参養栄湯」「加味帰脾湯」などで活動エネルギーや血液を補うだけでも、血圧は正常に戻ります。

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療方昇陽 90包 (1か月分) 10395円

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療方健婢 90包 (1か月分) 9975円

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釣藤散 90包 (1か月分) 8400円

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人参養栄湯 90包 (1か月分) 9555円

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加味帰婢湯 90包 (1か月分) 7980円



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by sinsendou | 2013-07-27 00:00 | 高血圧①~⑨

中医学から考える高血圧 その5

中医学で考える高血圧の原因とメカニズム    その5

「無症状高血圧症」はからだのバランスを整えて治す

 よく、血圧が高いのに症状がないことがあります。

 これは高血圧に特有の症状がないだけであって、実際には、からだの不調を示す症状が起こっているのですが、症状がいつの間にか消えていたりして、違和感を感じなくなっているのです。

 しかし、陰液の不足が進み、バランスがくずれて活動エネルギーが相対的に高ぶり進むと、雲の上を歩いているような感じのめまいや頭痛、イライラ、のぼせなど、高血圧によくみられる症状が起こります。

 また、場合によっては、からだの先端部に栄養物質が行きわたらなくなるので、手足のしびれなども現れます。

 ただ、このような症状が長くは続かず自然に回復する場合には、自己調節機能がまだ正常に働いていると考えられます。

 ですから、この時期に、たまたま健康診断などで高血圧が分かったからといって、むやみに降圧剤を使うのは、必ずしもよいとはいえません。

 血圧が高いのに高血圧の症状がない「無症状高血圧症」に降圧剤を使うと、場合によっては、かえってバランスをくずすこともあるのです。

 中医学では、このような場合、単に血圧の数値だけに目を奪われることなく、陰液と活動エネルギーのバランスを調整するための治療を考えます。



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by sinsendou | 2013-07-26 00:00 | 高血圧①~⑨

麗しの島 台湾旅行記 230 三峡その5

【三峡(サンシア)】  その5

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『三峡』の駅に到着。
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『三峡』へは、改札口を出て右の階段を降ります。
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三峡駅前の小さなバスターミナルです。

なんだかとっても田舎町に来た感じで、ちょっとしたタイムスリップのようですね。

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by sinsendou | 2013-07-25 00:00 | 麗しの島 台湾①~

中医学から考える高血圧 その4

中医学で考える高血圧の原因とメカニズム    その4

活動エネルギーが異常に高ぶり進む場合

 激しく怒るといった、心の異常な急変や、生活環境の激変などが引き金になると、たとえ陰液が正常でも、からだの機能を調節する肝の働きが異常に高ぶり進むため、炎が上に突き上げるような、激しい急性の熱症状が起こります(肝火上炎)。

 頭がふらついてクルクルまわる、顔面の紅潮、目の充血、口が苦い、頭が割れるように痛んだり張るというように、からだの上部、特に頭と顔に症状が集中します。

 ひどい場合には、突然意識を失って倒れることもある、危険な状態です。

 脈は、弦をピンと張ったようになって柔軟性を失い、脈拍数が多くなります。

 舌は熱のために先端や辺縁が紅くなり、苔は乾燥して黄色くなります。

 このような症状に便秘や下痢、尿の色が濃い、頻尿、少量の尿、排尿痛、悪臭のある帯下、不正出血といった、からだ下部の熱症状をともなうときには、肝の火を消し、下半身の熱を追い出す「竜胆瀉肝湯」を使うといいでしょう。

 このようなタイプは急性の高血圧症にあたります。この段階を越えると、やがて正常な機能を失った活動エネルギーが火に変化し、絶えず陰液を消耗します。

 そのため、相対的に余った活動エネルギーを抑えることがいっそうできなくなり、肝だけでなく腎の陰精をも消耗して(陰虚陽亢)、慢性的な高血圧症になります。

 高血圧症はこのケースで起こることが最も多いと考えられます。


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竜胆瀉肝湯 90包(1か月分) 6615円


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by sinsendou | 2013-07-24 00:03 | 高血圧①~⑨

中医学から考える高血圧 その3

中医学で考える高血圧の原因とメカニズム    その3

血圧が上がるのは「血液を調節する内臓」の問題

 内臓は生命活動の中心で、互いに深く結びついています。ですから、高血圧症にはすべての内臓がかかわっているといえますが、中心となるのは、血液を貯え、血液の循環量を調節している「肝」です。

 肝の活動エネルギーと陰液を保護する関係にある「腎」の機能低下が肝に影響を及ぼすこともありますし、そのほかの内臓の問題が肝に影響することもあります。

 しかし、どのような経路をたどっても、最終的には、肝を構成する活動エネルギーと陰液のアンバランスが起こってはじめて、高血圧症が起こると考えられます。

 特に肝のアンバランスは、まず陰液の不足が起こり、そのため活動エネルギーが相対的に余って起こることが多い、という特徴があります。




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by sinsendou | 2013-07-23 00:00 | 高血圧①~⑨

中医火神派医案新選  その72

中医火神派医案新選
その72


 12.胎脹――附子湯

  脹某、女、22歳。常に少腹が冷痛しているところに、寒邪を感受して激痛を引き起こし、鼓の如く腹脹して寝入ることができなくなり、微かに悪寒を感じ小便清長、大便溏薄して激痛のため眉をしかめ、舌白津液多く四肢常冷、痛みの最も甚だしい時には脈弦有力だった。

 これは腎寒陽微で胞宮の温煦が失われたためで、温経散寒と扶陽抑陰を以って治療し、用いる処方は:

  炮附子・茯苓・白芍・白朮各30g、党参15g。

 薬を服用後に疼痛は止まり、腹脹も減ったがまだ少腹は冷たい。

 続けて上方を10数剤服用し諸症は悉く除かれ、10か月にして順調に男の子を出産した。



 評注:この案は腎陽衰微に由って胞宮が温養を失い、故に少腹が冷痛した。

 陰寒の気が内に壅閉されると、すなわち腹脹肢冷となる。

 微悪寒発熱する者は陰盛格陽の証であり、病機は虚寒に属す。

 仲景は《金匱》で“婦人妊娠六七月、脈弦、発熱、その胎いよいよ脹れ、腹痛悪寒し少腹扇の如く、そうなっているのは子臓が開いている故なり、当に附子湯を以ってその臓を温める”の記述があり、附子湯を用いて以って温経散寒、益気止痛する。

 病機に合わせての治療故に効果を得ることができる。

 歴代の医家の多くが“附子の堕胎は百薬の長である”と認めていて、故に妊娠時の運用が大変少ない。

 本案は附子を用い、《内経》の“有れば故に損はなく、また無くなることもない”の旨に従い、正確な弁証と病機に合った治療、故に去邪の効能があり堕胎の弊害もなく、まして仲景の垂法においてはなおさら、症脈を明らかに分け、用いない理由がありますか?




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by sinsendou | 2013-07-22 00:00 | 中医火神派医案新選①~



「抗老化」いつまでも若くありたい。それを実現する漢方薬が「鹿茸大補湯」です。   毎週日曜日を定休日とさせていただきます。

by sinsendou
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