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カテゴリ:中医火神派医案新選①~( 355 )

中医火神派医案新選 その355 

中医火神派医案新選 その355

12.肛周膿腫――当帰四逆湯合四逆湯 その2

 炮附子15g、乾姜15g、炙甘草15g、当帰30g、桂枝30g、白芍15g、細辛6g、通草6g、大棗25g。

 1剤。

 水煎し服す。

 服薬後に肛門周囲の疼痛が酷くなるのは病を排除する反応に属し、その他の薬は不要と説明した。

 服薬後、局部の疼痛が更に甚だしくなったと訴えた。

 肛門検査:肛門周囲の腔腫は増大し、顔色は比較的紅く、波動感が出現し、圧痛は前と同じく顕著である。

 上方に附子30g、乾姜30gを加えて1剤。

 病情は激しくはなっているが、但しこの様な病情があるのはとても好ましいことであると説明した。
















by sinsendou | 2019-03-18 00:00 | 中医火神派医案新選①~

中医火神派医案新選 その354

中医火神派医案新選 その354

12.肛周膿腫――当帰四逆湯合四逆湯 その1

陳某、男、14歳。

三日前から発熱し点滴治療を経て、解熱はしたが肛門周囲に疼痛し、肛門検査:肛門周囲7点くらいが1個3cm×3cmの膿腫あり、紅腫甚だしくはない、圧痛顕著、波動感は明らかでなく、質地は比較的硬く瘘口はない。

現症はひょろひょろした歩き方で、苦痛に満ちた表情、顔色艶がなく、大便は3日もまだない、手足厥寒顕著、舌質淡胖、苔薄白、脈沈細、尺部緊象がある。

 証は寒極化熱に属し、治は温陽通経に宜しく、方は当帰四逆湯合四逆湯を用いる。
















by sinsendou | 2019-03-11 00:00 | 中医火神派医案新選①~

中医火神派医案新選 その353

中医火神派医案新選 その353


11.発熱――当帰四逆湯加呉茱茰生姜湯/四逆湯 その3

 評注:この証は先ず畏寒に始まり、その後発熱、咽痛、口苦、悪心嘔気と食欲不振があって、明らかに少陽証に似て、同時に舌面に湿潤と、脈の沈取が無力・四肢厥冷等の陰証の象が見られ、弁証分析で陰陽両難の間に存在することがわかる。庄氏の経験では:“三陰病が確定し、もしも具体的な証が小柴胡証である表現の口苦咽乾目眩と往来感熱、胸脇苦満、心煩喜嘔し、ただただ飲食を欲せぬ者は、どれも当帰四逆湯を選び用いる、時には往来寒熱のようにただ一つの証だけでも可能で、何回も試して経験している。”確かに独特の経験である。この種の局面は臨床ではよく見られ、庄氏の経験は参考に値する。
















by sinsendou | 2019-03-04 00:00 | 中医火神派医案新選①~

中医火神派医案新選 その352

中医火神派医案新選 その352

11.発熱――当帰四逆湯加呉茱茰生姜湯/四逆湯 その2

 翌日には体温は正常まで下がり咽痛やや減って、多汗・口苦・口乾き冷飲を欲するなどの症状はなくなり、口中は淡く味がなく感じられ、大便はやや溏で舌脈は前回と同じ。

 続けて上方を1剤。

 三日目咽痛は顕かに軽減し、咽部と両側の扁桃腺の赤味も酷くなく、黄膿苔は消失した。

 但し喉のイガイガと咳が甚だ激しい。

 咳嗽は今後いく日かは更に激しくなるだろうが、配合してある中薬の治療効果で徐々に緩解すると患者に伝え、改めて四逆湯を2剤与えた。

 次回の診察時には既に咳嗽は緩んでいたが、続けて四逆湯を2剤お茶代わりに与え、その後は再び診察には来ていない。
















by sinsendou | 2019-02-25 00:00 | 中医火神派医案新選①~

中医火神派医案新選 その351

中医火神派医案新選 その351

11.発熱――当帰四逆湯加呉茱茰生姜湯/四逆湯 その1

 某女、16歳。

 発熱咽痛3日、抗生物質と清熱解毒の中成薬を服用したが、効果は良く分からなかった。

 現在は体温38.5℃の発熱と発汗過多と咽部疼痛、口苦口乾し冷飲を欲する。

 口中の呼気は熱を帯び、満身の発熱が忍び難くて悪心嘔吐し、食欲不振だが二便に異常はない。
 舌ほぼ淡紅苔薄黄、舌面湿潤、脈取は中部弦、沈取無力。

 寒気はないが四肢は冷たい。

 咽喉の検査では顕かに充血して両側の扁桃腺は紅いが腫れてなく、黄膿苔が付着している。

 処方:当帰20g、桂枝20g、白芍20g、通草6g、細辛6g、炙甘草10g、紅棗12g、呉茱茰6g、生姜5片。

 1剤。
















by sinsendou | 2019-02-18 00:00 | 中医火神派医案新選①~

中医火神派医案新選 その350

中医火神派医案新選 その350

10.不眠――四逆湯加肉桂 その2
 
処方:炙甘草30g、乾姜25g、附子20g、肉桂6g。

 3剤を水煎服す。

 3剤服薬後直ぐに安眠できたが、ただ大便は改善しなかった。

 評注:長期にわたる不眠、便溏や足冷え面赤さらには舌脈を参考にすると、当に陽虚神浮に属し、《内経》に言う“陽気の者、煩労すなわち張”これなり。処方は四逆湯加肉桂を以って、安神薬を一味も用いずに意外にも“3剤服用後には安眠を得た”という、これこそ名手なり。
















by sinsendou | 2019-02-04 00:00 | 中医火神派医案新選①~

中医火神派医案新選 その349

中医火神派医案新選 その349

10.不眠――四逆湯加肉桂

 姚某、女、40歳。

 繰り返す不眠が20数年、特にここ10日間は酷い。

 患者は12歳の時に10数日間発熱、続いて便秘し輸液治療を経て解熱したのち不眠が出現し、出たり治ったりしていた。

 今回は、夜勤3交代シフトのため10数日の不眠が出現した。

 夜通し寝ることができず、寝ぼけて思い乱れイライラしたりびくびくすることが付随した。

 頭重、両足は手よりも冷たい。

 大便稀溏で消化不良、毎日早朝の4時頃トイレに行く。

 多くはないが白い粘る痰があるが呼吸はできる。

 夜寝るとき両足がなかなか暖まらず、顔が紅く自分でも熱を自覚する。

 口が乾いて水分を欲するが飲む量は多くはない。

 体は太っているが弱弱しく、腹部は力なく軟らかい、黄耆体質の外観。

 夏には黄色い汗をかきやすく、特に顔面からの汗が出やすい。

 舌淡胖、苔水滑、脈寸浮、関中取でやや弦、尺脈沈弱。
















by sinsendou | 2019-01-28 00:00 | 中医火神派医案新選①~

中医火神派医案新選 その348

中医火神派医案新選 その348

9.泄瀉――四逆湯加肉桂

 患者は上記案の黄某の母で、吐き気と下痢で来診。丁度月経期最後の一日にあたり、夕方にベランダで衣服を手洗いの後に吐瀉が出現した。

 桂枝体質の外観で、体型は痩せて小さく、顔色は艶がない、水様の泄瀉で匂いなく、口渇あれど飲水多くなく、小便不黄で手足冷え、舌淡嫩、脈沈で微弱。

 処方:炙甘草10g、乾姜5g、附子6g、肉桂5g。

 2剤をお茶の様にして服用し、2時間間隔で1回、吐瀉が減ってきたら適当に時間を延長して服薬、直ぐ癒えた。
















by sinsendou | 2019-01-21 00:00 | 中医火神派医案新選①~

中医火神派医案新選 その347

中医火神派医案新選 その347

8.発熱――四逆湯加桂枝

 黄某、男、25歳。

 2005年12月5日午後診察:患者は今朝発熱し咳や鼻閉・鼻水はなく、吐瀉もない。

 体温38.5℃で頬は紅いが手足は熱くないし、発汗も明らかでなく大便が二日ほど出ていない、舌質淡嫩、脈は浮ではない。

 夜寝る時に手足は熱くなりやすい。

 処方:炙甘草10g、乾姜5g、附子6g、桂枝8g、これを2剤、お湯で2分煎じて直ぐに、1回分を2回に分けて飲む、2~3時間間隔に一回、1剤煎じて3回。

 その晩の21時過ぎに体温は少しずつ下がり正常に回復し、翌朝体温は上がらなかったが、排便がまだなかったので、溏便の排出があるまで服薬するように云いつけ、再び発熱する可能性はないと告げた。
















by sinsendou | 2019-01-07 00:00 | 中医火神派医案新選①~

中医火神派医案新選 その346

中医火神派医案新選 その346

7.発熱――四逆湯加肉桂 その2

 二診:服薬後体温は38.7℃にまで下がったので調整処方:
 附子6g、乾姜5g、炙甘草10g。

 5剤を2~3時間おきに、1剤を煎じて3回に分けて服用。

 1月3日:体温37.7℃に下がった。

 前方を継続し、一日4回。

 1月4日:体温36.9℃で一晩ぐっすり眠れたがまだ排便がない。

 改めて附子理中丸を用い、朝晩各1丸を5日間連用すると、大便が順調になった。
















by sinsendou | 2018-12-24 00:00 | 中医火神派医案新選①~



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