何の変哲もない小路だからこそ、ゆっくりと思索にふけりながら静かなひと時を過ごせる、そんな
『哲学の道』で一人の画家にお会いしました。
その方はせせらぎの上にかかる橋の上で、鉛筆一本でまあものの見事に、しかもそれはそれは非常に緻密なタッチで、せせらぎの風景を再現して見せてくださいました。
その中の一枚を譲っていただきました。(もちろんコピーです。)
これだけのものを仕上げるのには、約一週間はかかるそうです。
木漏れ日が当たって明るくなっているところもあって、白黒の写真で写したような正確な写実画です。