風邪の考え方 その18
発汗療法(汗法)できない人 その2
麻黄湯や小青龍湯などの麻黄配合剤が使うことができないほど、体力が虚弱な人には、「参蘇飲」や「苓甘姜味辛夏仁湯」などを用います。
正気が虚している(体力がない人)は、感染症に罹っても闘病力が弱いため発熱する力もない。
そして脈も沈んでいる。これは少陰病です。
少陰病は無理に発汗させてはいけない。
少陰病でも引き始めの2、3日で、まだ病が裏証がなければ「麻黄附子甘草湯」で少しだけ発汗させる。

参蘇飲 1か月分(90包) 12210円
5日分(15包) 2450円