からだと健康 その130
苦しい原因はすべて自分の白血球にある! その2
ところで熱が出たり、痛くなったり、赤く腫れたりという現象は「炎症」によるものです。
炎症を引き起こすのは自分の白血球です。
すなわち、マクロファージ、NK細胞、キラーT細胞、好中球といった炎症を細胞や補体が防御活動を行うことが炎症という苦痛を生み出しているのです。
「では苦痛を発生させないで静かに微生物を退治すればいいのに」と思うかもしれませんが、苦痛がなければ自分が病気だということに気付きませんし、体を休ませずにいると病気は進行していつの間にかに体が動かないということになりかねないのです。
苦痛とはヒトを治すための行動を起こしているともいえるのです。