からだと健康 その126
ギランバレー症候群 その3
インフルエンザワクチンは、生ワクチンや不活性ワクチンでインフルエンザに似た症状を起こさせることにより人間の身体に免疫をつけさせることなので、過去にはインフルエンザなどのワクチン接種後にギラン・バレー症候群が起きた例もあります。
ただ、最近のワクチンはウィルスの抗原となる蛋白だけを精製して作られることが多いため、ギラン・バレー症候群の発症は少なくなっています。
この病気は、最初に麻痺が起きた下肢筋群の回復に時間がかかります。
後遺症としては下肢筋麻痺による起立、歩行障害と小手筋麻痺による手指の巧緻運動(細かい運動)障害が多いとされています。
田町ICクリニックの『免疫リンパ球療法』はこれらの早期回復に働き、約6割の患者さんの完全回復をみています。