中医火神派医案新選 その337
四逆湯中の甘草の用量をみれば、自ら明らかになるなり!
その文意を観ると、臨床で四逆湯を真陽浮越時に応用し、炙甘草は君と為ししかも用量を多くすることが理論上必須である。
当然陰寒内盛に用いるかどうかそして明らかに相火不位症でなく、また炙甘草を少量用いることができとしても、姜附を大量に用いますか?
“炙甘草が君薬と為すと改めた後、私が討論のない臨床に気づいたのは、寒実証それとも虚寒証の治療はみな姜附の用量が少なくてできたし、且つ病を排除する反応は前と比べてたくさん姜附を使った後は明らかにゆっくりと変化し、胃腸道の病を排除する反応はみなもっとも先に現れ、治療過程は反って短縮された。”