免疫 その90 免疫の深み広がり その14
免疫の深み広がり その14
老化と免疫 その3 実際、老齢期に差しかかるころから、体内には「自己」のさまざまな成分と反応するような抗体が現れ始めます。 また、老化動物のT細胞が、「非自己」による刺激がない状態でも「自己」のMHC抗原に反応して興奮状態にあることが実験で確かめられています。 しかも、そこに「非自己」による刺激を与えても反応性はさして上昇しません。 つまり、老化した動物のT細胞は、「自己」に対して異常な反応を見せながら、本来は反応すべき「非自己」に対して的確な反応を起こさせなくなっているのです。 加齢とともに現れるこれらの「自己反応性」の抗体やT細胞は、自己免疫病のような急激な症状をともないません。 しかし「自己」の細胞や臓器はじわじわと衰え、病原微生物の侵入などに耐える余力を失っていきます。 T細胞のなかでも、細胞の表面にCD4というたんぱく質分子を持つヘルパーT細胞が歳をとってもそれほど減少しないのに対して、CD8を持つキラーT細胞とサプレッサーT細胞は、36歳時に比較して55歳では約半分、86歳では1/10までに減少してしまいます。 後者では、特にサプレッサーT細胞の減少が免疫系の老化に重要な意味を持っていると考えられます。 いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。 神仙堂薬局の紹介動画
by sinsendou
| 2016-09-23 00:00
| 免疫①~
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