免疫 その2
免疫 その2
【体液性免疫と細胞性免疫について】 免疫とは、「自己(自分自身の本来の細胞など)」と「非自己・異物(自分の体の外から入ってきた細菌やウイルスなど)」を区別した上で、放っておいたら様々な不都合を生じ、ときには生命そのものを脅かす結果になる「非自己・異物」を排除する働きのことです。 いうまでもないことながら、この免疫力がないかぎり、私たちは誰ひとりとしてこれまでの日々を生きてくることはできませんでした。 どんな小さな病気であれ、免疫力がなければ自らそれを癒すことなどかなわず、医療によってどれほどの手当をされようとも死んでしまうよりほかになかったのです。 一般に免疫といえば、細菌感染に対応する免疫、医学的にいうなら「抗原・抗体反応」を土台とする免疫反応を思い浮かべる方が多いと思います。 たしかに日常にいろいろな感染症を引き起こす細菌などは、私たちの体に侵入しても体液中に存在するだけで、私たちの細胞の中に入り込むことはありません。 したがって、通常なら、免疫メカニズムの主体である白血球部の中の“監視部隊”ともいえるグループによって容易に「こいつは明らかに非自己である」と発見され、それとともに免疫メカニズムが活溌に働きはじめ、ほとんどの場合にほどなく排除されることになります。 免疫メカニズムの中でも、こうした側面を受け持っている部分は、体液性免疫と呼ばれています。 しかし、ガン細胞は厳密な意味では「非自己」ではありません。 もともとは自分の細胞であったものに異常が生じたのであり、その意味では自己そのものです。 したがって体液中で非自己を認識して異物を排除する体液性免疫のメカニズムでは対応できません。 そこで働くのが細胞性免疫と呼ばれるメカニズムです。 細胞性免疫とは、自己である細胞に隠れている異常を発見して、これを排除しようとして働く免疫メカニズムのことであると理解していただければよいでしょう。 このブログをご覧いただいている皆様には、素晴らしいことが雪崩のように起きつつあります!
by sinsendou
| 2014-08-22 00:00
| 免疫①~
|
神仙堂薬局 リンク集
カテゴリ
全体
今注目の話題 漢方 お客様のお喜びの声 季節の養生 病気にならない秘訣①~ 店頭にて がん①~ 免疫①~ 免疫パワーを高める養生法①~⑦ 花粉症対策①~⑥ 目のかゆみ①~⑤ 鼻水・鼻汁①~⑦ 中医学のかぜ治療法①~③ 風邪①~ のどの痛み①~⑦ なかなか治らない咳の漢方①~⑮ 気管支喘息①~21 たかがニキビされどニキビ①~⑤ アトピー・皮膚病①~⑱ 蕁麻疹①~⑯ 皮膚掻痒症①~⑥ 掌蹠膿疱症①~⑦ こころの病①~⑮ 高血圧①~⑨ 慢性疲労①~⑲ 不眠症①~⑪ めまい①~⑫ 耳鳴り①~⑳ 頭痛①~⑫ 肩こり①~⑤ 胸の痛みと心臓病①~⑮ 胃腸病 ①~⑰ 食欲不振①~⑬ 胃の痛み①~⑱ 胃のつかえ①~⑬ 腹痛①~⑬ 便秘①~⑧ 身近な病気 下痢①~⑨ 腰痛①~25 ひざの痛み①~⑪ 痛風①~③ 肥満①~④ 腎の働きと病気①~⑱ こじらせると厄介な膀胱炎①~⑩ 頻尿①~⑩ 排尿困難①~⑦ 相談しにくい夜尿症①~⑥ 冷え性①~⑨ 不妊①~⑧ 子宝の知恵 ①~⑯ 月経痛①~⑦ 月経不順①~⑲ 更年期障害①~⑮ からだと健康①~ 中医火神派①~50 中医火神派医案新選①~ 麗しの島 台湾①~487 北海道の旅①~40 京都の旅①~74 神戸の旅①~⑯ 西九州浪漫紀行①~⑳ 沖縄の旅①~40 ハワイ旅行①~45 大塚国際美術館 ぶらり横浜 ①~ 鎌倉散歩①~⑬ 青背魚精 深海鮫スクアレン 深海鮫スクアレンプラスDHA&EPA 養脳精 スーパーナットーゲン プラゲンΣ 胎盤素 スーパー酵素113 おすすめの本①~ 我が家の人気者①~ その他 以前の記事
2023年 12月
2021年 06月 2020年 11月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 more... フォロー中のブログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||