風邪 その10
強い発汗作用のある薬や入浴は避ける
かぜをひいたときには、暖かくして寝ているのがいちばんです。
入浴は汗をかき過ぎて、かぜをこじらせたり長びかせる原因になるので、避けなければなりません。
また、軽いかぜなのに、強い発汗作用のあるものを服用するのもよくありません。
汗をかき過ぎるということは、人間にとって必要な水分まで出てしまうということです。
もともとからだが丈夫な人であれば、それほど心配はないのですが、体液が少ない人が発汗し過ぎると、かぜとは別の症状が現れることもありうるのです。
また、熱があれば冷やすという考え方も少し問題があります。
高い熱があっても、さむけが強く、冷たいものを嫌がるようなときに水枕や氷嚢を当てると、熱が体内にこもって、かえって症状が悪化することがあるのです。
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