いきいき元気! 感謝!

カテゴリ:腎の働きと病気①~⑱( 15 )

腎の働きと病気 その15

腎の働きと病気 その15

腎と肝


 「肝」は、精神・情緒面をつかさどるほか、血を蓄え、筋肉の働きがあります。

 血は、精とともにからだの基礎となる水液です。

 血は精からつくられるため、腎精が不足すると肝の血も不足して、腎精を余分に消耗するという関係にあります。

 そのため、病理的にも腎と肝の症状が同時に現れることが多いといわれています。

 また、「肝は婦人の先天」といって、女性のエイジングには、腎ばかりでなく肝も大きく関係します。

 これは、肝がホルモンや子宮といった女性の性理機能をつかさどっているためです。

 なお、肝に問題が起こると、機能が低下するのではなく、逆に亢進し過ぎたような症状が現れます。

 これは、もともと肝という臓器が、機能を亢進させる性質をもっているからです。

 この働きを適度に抑え、機能が亢進し過ぎないように調節するのも腎の働きの一つです。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


[PR]
by sinsendou | 2017-04-12 00:00 | 腎の働きと病気①~

腎の働きと病気 その14

腎の働きと病気 その14

腎の病気の予防は節度ある生活から


 腎の場合は、いずれも食生活や性生活など、日常的な問題が大きくかかわっています。

 今日はフランス料理、あしたはステーキと、「ごちそう」ばかり食べていたり、節度のない性生活を送るなど、欲望にまかせた生活をしている人は、腎を患いやすいといえます。

 腎を大切にすることは、老化を防ぎ、健康で長生きすることにつながります。

 あまりに禁欲的な生活も考えものですが、やはり何事も節度をわきまえることが必要といえましょう。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


[PR]
by sinsendou | 2017-04-05 00:00 | 腎の働きと病気①~

腎の働きと病気 その13

腎の働きと病気 その13

温める力を補う「八味地黄丸」


 このような症状が現れている場合には、腎の温める力が不足し、水分を正常に気化することができない状態と考えられるため、「八味地黄丸」という薬で腎を温めるようにします。

 これは、六味丸に桂皮・附子という温める作用をもつ生薬を加えたもので、水や精を補いながら温め、腎全体の機能を高めることを目的とした薬です。

 老化現象全般に使える薬ですが、尿量が極端に減って水分が体内に滞り、むくみなどを起こしている場合には、余った水を正常に排泄させる力が強い「牛車腎気丸」を使うようにします。

 また、八味地黄丸の適応症状に加えて、冷えの症状が強く、元気がない、疲れやすいなど、全身の症状が現れているときには、腎全体の機能が低下していることも考えられます。

 この場合には「鹿茸大補湯」や「右帰丸」などで、温める力と精をつくり出す力を補います。


e0021092_10270896.jpg
               鹿茸大補湯










いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


[PR]
by sinsendou | 2017-03-22 00:00 | 腎の働きと病気①~

腎の働きと病気 その12

腎の働きと病気 その12

温める力が不足すると寒冷を嫌い夏でも厚着をするようになる


 腎の温める力が不足すると、まず、冷たいものや寒いところを嫌う、寒がりで夏でも厚着をしている、尿の色が透明に近い、四肢が冷えるといった症状が現れるようになります。

 水をコントロールする腎の働きが低下するために、頻尿や尿失禁が起こり、水分が余っているため、尿量は多いのが特徴です。

 尿量が少ない場合は、下半身を中心にむくみが現れます。

 また、男性の場合はインポテンツ、女性の場合は早産や流産、不妊といった生殖機能の低下が見られるようになります。

 さらに病気が進行すると、皮膚にしわができて潤いがなくなってしまいます。

 一見矛盾した症状ですが、これは、飲食物を消化吸収する「脾」に、腎が熱エネルギーを与えられなくなり、その結果、代謝が低下してからだが栄養不足に陥ってしまうために起こります。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


[PR]
by sinsendou | 2017-03-15 00:00 | 腎の働きと病気①~

腎の働きと病気 その11

腎の働きと病気 その11

腎全体の機能が低下すると動作が鈍くなり、ボケが生じる


 慢性病を患ったり、栄養不足、性生活の不節制などが原因で、若い人でも動作が鈍くなる、軽いボケがある、性欲減退、インポテンツ、不妊など、老人のような症状が現れることがあります。

 これは、もはや単に腎の水液が不足した状態ではなく、腎全体の機能が低下している状態と考えられます。

 こうなると、腎の水液の不足とともに、温める力もかなり弱くなっていますので、口やのどが渇く程度で、明らかな熱症状は現れません。

 処方としては「左帰飲」「左帰丸」などが使われます。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


[PR]
by sinsendou | 2017-03-08 00:00 | 腎の働きと病気①~

腎の働きと病気 その10

腎の働きと病気 その10

喘息や気管支炎には「麦味地黄丸」、目の症状には「杞菊地黄丸」


 六味丸の適応症状に加えて、のどが渇き、しかも喘息や気管支炎など「肺」の症状が現れているときには、「麦味地黄丸」という薬を使います。

 これも腎の水分と肺の水分を補って熱を取り除く力が強い薬ですから、冷えの症状がある人には使わないようにします。

 また、目のかすみ、視力減退、風にあたると涙が出る、目が充血する、結膜炎のように腫れて痛む、角膜が濁るといった目の症状が顕著な場合は、「肝」とのかかわりが深いと考えられます。

 この場合は、「杞菊地黄丸」という薬で腎と肝の水分を補うようにします。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


[PR]
by sinsendou | 2017-03-01 00:00 | 腎の働きと病気①~

腎の働きと病気 その9

腎の働きと病気 その9

激しい熱症状には「知柏地黄丸」


 六味丸はかなり応用範囲の広い薬ですが、熱症状が激しい人には効果が不十分なことがあります。

 頬が赤く、手のひらや足の裏に熱感があり、胸が暑苦しい、ねっとりとした汗をかく、異常にのどが渇く、尿の色が非常に濃い、声がかれるといった症状が現れている場合は、かなり熱が激しいと考えて、六味丸に熱を取り除く生薬を加えた「知柏地黄丸」という薬を選びます。

 六味丸を服み続けている人に短期間与えるという使い方もできますが、熱症状が落ち着いたら六味丸に戻すようにします。

 知柏地黄丸は、熱を取り除く力が強いため、長期間にわたって服用すると胃腸が冷えて機能が低下してしまうことがあるからです。

 もともと寒がりの人や下痢ぎみの人にも禁物です。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


[PR]
by sinsendou | 2017-02-22 00:00 | 腎の働きと病気①~

腎の働きと病気 その8

腎の働きと病気 その8

軽い熱感や渇きの症状には「六味丸」

 前回のような症状があり、からだの熱感、のぼせ、ほてり、口やのどが渇く、舌が赤い、尿の色が濃いといった熱症状がある場合には、「六味丸」という薬が基本となります。

 この処方は、失われた水分と栄養分を補うことを目的としながらも、行きすぎることのないように考慮された薬ですので、長期にわたって服んでも弊害がありません。

 六味丸は、子供のためにつくられた薬でもありますので、頭蓋骨の上部がなかなか閉まらない、歯が生えるのが遅い、歩き始めるのが遅い、知能の発達が遅い、言葉を話し始めるのが遅いといった小児の症状にもよく使われます。

 また、腎の水分不足の症状に伴う糖尿病、慢性肝炎、肺結核、高血圧症、動脈硬化症、慢性尿路感染症、気管支喘息といった病気にもよく使われています。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


[PR]
by sinsendou | 2017-02-15 00:00 | 腎の働きと病気①~

腎の働きと病気 その7

腎の働きと病気 その7

腎の水液が不足すると腰のだるさや痛み、生殖機能の異常が起こる


 精を含んだ腎の水液が不足すると、まず腰や足がだるくなったり、痛んだりします。

 また、耳鳴りや目のかすみといった症状が見られることもあります。

 さらに、男性は性欲が亢進するため勃起しやすくなり、女性は不正性器出血や経血量の増加、頻発月経、無月経といった、生殖機能に関連する症状が現れるようになります。

 これらは、腎の水液の不足によって、相対的に「肝」の機能が亢進したために起こる症状です。

 また、水液をコトロールできなくなるため、トイレが近くなったり、尿が漏れるようになりますが、水液が不足しているために尿の量は少なく、色も濃いのが特徴です。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


[PR]
by sinsendou | 2017-02-08 00:00 | 腎の働きと病気①~

腎の働きと病気 その6

腎の働きと病気 その6

腎の病気はさまざまなところに影響する

 腎を患うと、腎と密接な関係のあるからだの部位に症状が現れるだけではなく、ほかの臓器にも影響し、いくつかの病気を併発したような状態になることがあります。

 その症状は、腎にどのような病変が起こったかによって異なります。

 腎の病変は、

 ①精を含んだ水液の不足、

 ②精を含んだ水液を温める力(火)の不足、

 ③腎機能の低下の三つに大きく分けることができます。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


[PR]
by sinsendou | 2017-01-25 00:00 | 腎の働きと病気①~



「抗老化」いつまでも若くありたい。それを実現する漢方薬が「鹿茸大補湯」です。    3月からは、毎週日曜日を定休日とさせていただきます。

by sinsendou
神仙堂薬局 リンク集
カテゴリ
全体
漢方
季節の養生
店頭にて
免疫①~
免疫パワーを高める養生法①~⑦
花粉症対策①~⑥
鼻水・鼻汁①~⑦
のどの痛み①~⑦
目のかゆみ①~⑤
中医学のかぜ治療法①~③
風邪①~⑲
なかなか治らない咳の漢方①~⑮
気管支喘息①~21
たかがニキビされどニキビ①~⑤
アトピー・皮膚病①~⑱
蕁麻疹①~⑯
皮膚掻痒症①~⑥
掌蹠膿疱症①~⑦
こころの病①~⑮
高血圧①~⑨
不眠症①~⑪
めまい①~⑫
耳鳴り①~⑳
頭痛①~⑫
肩こり①~⑤
胸の痛みと心臓病①~⑮
胃腸病 ①~
胃の痛み①~⑱
胃のつかえ①~⑬
腹痛①~⑬
便秘①~⑧
身近な病気 下痢①~⑨
腰痛①~⑦
ひざの痛み①~⑪
痛風①~③
肥満①~④
腎の働きと病気①~⑱
こじらせると厄介な膀胱炎①~⑩
排尿困難①~⑦
相談しにくい夜尿症①~⑥
冷え性①~⑨
不妊①~⑧
子宝の知恵 ①~
月経痛①~⑦
月経不順①~⑲
更年期障害①~⑮
からだと病気①~
中医火神派①~50
中医火神派医案新選①~
麗しの島 台湾①~
北海道の旅①~40
京都の旅①~
神戸の旅①~⑯
沖縄の旅①~40
ハワイ旅行①~45
大塚国際美術館
ぶらり横浜 ①~
鎌倉散歩①~
青背魚精
深海鮫スクアレン
養脳精
万歩力
納豆エクストラ
スーパーナットーゲン
プラゲンΣ 胎盤素
スーパー酵素113
おすすめの本①~
我が家の人気者①~
その他
以前の記事
フォロー中のブログ
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧