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カテゴリ:気管支喘息①~21( 21 )

気管支喘息 その21 最終回

気管支喘息 その21

 気管支喘息は命にかかわることもある


 実の喘息も虚の喘息も、ともに呼吸困難が主症状で、呼吸を助けるため肩を上げて息をします。

 しかし、虚の喘息の中には、肩を落として息をする場合があります。

 これは、エネルギーが極度に衰弱した「大気(宗気)下陥の喘」と呼ばれ、危篤状態を示しています。

 エネルギーを補う補気剤を大量に用いる以外には、通常の喘息薬を用いてはなりません。

 へたをすると、命にかかわることもあるからです。
















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


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by sinsendou | 2016-10-19 00:00 | 気管支喘息①~21

気管支喘息 その20

気管支喘息 その20

「水の通り道」の流れをよくすることも大切


 このように、肺と腎、脾胃の治療が中心になりますが、気管支喘息は、水液代謝がうまくいかないことが原因のひとつですから、「水の通り道」の治療を行うことも大切です。

 あふれた水液が「水の通り道」をふさいで胸のあたりにたまり、熱を帯びているときは、胸がつかえる、顔がどす黒いといった症状が現れますので、「木防已湯」で通りをよくします。

 また、肺と脾胃と腎を結ぶ水の通り道のネットワークがうまくいかないときは、胸が苦しい、せき、たんなどの症状が現れますので、「柴朴湯」や「柴陥湯」など、柴胡の入った薬で治療をするといいでしょう。
















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


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by sinsendou | 2016-10-12 00:00 | 気管支喘息①~

気管支喘息 その19

気管支喘息 その19

消化器を中心に補う場合


 幼児や小児の場合、脾胃が弱いために飲や痰が生まれやすく、そのため肺の働きも弱く、気管支喘息を起こすことがよくあります。

 元気がない、食欲不振、手足に力が入らない、軟便あるいは下痢、消化不良、腹が張る、腹が鳴るといった症状をともないます。

 このときは、補中益気湯を中心とした薬で治療を行います。

 中でも「喘四君子湯」は効果的です。

 また、冷えが強いときは、「喘理中湯」の適応で、エキス剤では人参湯や「桂枝人参湯」を中心に考えます。

 寒飲が盛んなときは苓甘姜味辛夏仁湯と人参湯を併用するとよいでしょう。
















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


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by sinsendou | 2016-10-05 00:00 | 気管支喘息①~

気管支喘息 その18

気管支喘息 その18

内臓が活動するための栄養源が不足した場合


 逆に、五臓が活動するための栄養源となる腎の栄養(腎陰)が不足すると、腰がだるく力が入らない、頭がふらつく、耳鳴り、口が乾く、ほおの紅潮、イライラといった症状が現れます。

 舌は紅くなり、苔はありません。脈は細く、脈拍数が多くなります。

 この場合には、六未丸に、肺の働きを補う五味子や麦門冬を加えて(味麦地黄丸)使うといいでしょう。

 熱感やイライラが強い、寝汗といった虚熱の症状が強い場合には、「知柏地黄丸」が効果的です。
















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by sinsendou | 2016-09-28 00:00 | 気管支喘息①~

気管支喘息 その17

気管支喘息 その17

内臓の働きが失われて起こる気管支喘息


 次に、虚の気管支喘息について考えてみましょう。

 発作をくりかえしたり、肺や脾胃、腎などの働きが失われて、呼吸困難やせき、たんのほか、発汗しやすい、元気がない、胃腸が弱い、腰が重い、浮腫といった症状をいつもともないながらかぜをひいたり、季節の変わり目に慢性の激しい呼吸困難を引き起こすのは、虚の喘息です。

 発作がひどいときは実の場合と同じ治療を行いますが、発作が軽い場合や間歇期には、腎を補う治療が主となります。

 内臓が活動するための原動力が不足した場合 五臓が活動するための原動力である腎の熱エネルギー(腎陽)が不足すると、栄養水を蒸気に変えることができず「水の通り道」に水液があふれて道をふさぎます。

 そのため、腰痛や浮腫、寒がる、尿量減少、元気がない、軟便あるいは泥状便、顔が青白いといった症状が起こります。

 舌はボテッとして淡い色になり、白い苔がつきます。深いところで細く遅い脈をふれます。

 この場合には、腎の熱エネルギーを補う八味丸か、「真武湯」に「苓桂朮甘湯」を合わせたり、真武湯や人参湯に苓甘姜味辛夏仁湯を合わせて寒飲を除き、水の通り道を通じさせます。
















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by sinsendou | 2016-09-21 00:00 | 気管支喘息①~

気管支喘息 その16

気管支喘息 その16

発作がおさまったら内臓の働きを補う

 気管支喘息の発作がおさまったら、病因となった飲や痰を除くとともに、衰えたり失われた内臓の正常な働き(気・血・陰・陽)を補います。

 特に肺と腎、あるいは肺と脾胃の治療が大切です。

 呼吸困難で胃気を吐きにくいときは肺に、息を吸いにくいときは腎に問題があると考えます。

 腎を補うには「六未丸」や「八味丸」を使います。

 また、肺と脾胃の働きが失われているときは、「六君子湯」や「黄耆建中湯」、「補中益気湯」や「参苓白朮散」が基本薬となります。
















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by sinsendou | 2016-09-14 00:00 | 気管支喘息①~

気管支喘息 その15

気管支喘息 その15

風と熱によって起こる気管支喘息

 同じ実の喘息でも、熱性の病因に感染して病根が刺激されると、実の喘息の発作のほかに、発熱や頭痛、汗が出る、たんのからむ音がする、たんが黄色く粘性が強い、イライラする、顔が赤い、のどが渇いて冷たいものを飲みたがる、便秘、といった症状が現れます。

 舌は紅く、舌苔は黄色くベタッとします。

 脈はなめらかにふれ、脈拍数が多くなります。

 この場合は、肺の病根を取り除き、せきや呼吸困難を止める「越婢加半夏湯」が合います。

 エキス剤なら、不要な水分を取り除く「越婢加朮湯」に、痰を取り除く「二陳湯」か「半夏厚朴湯」、さらに桔梗や石膏を加えるといいでしょう。

 五虎湯や、「五虎湯」に「二陳湯」を合わせて使っても効果的です。

 もともと痰の多い人がカレーやステーキなど、辛いものや油っこいものを食べ過ぎて発作を起こした場合は、病気は肺よりも胃にあるので、「白虎湯」が有効です。

 また、「防風通聖散」を中心に、「半夏厚朴湯」や「五虎湯」、「二陳湯」などを併用するのもいいでしょう。













【お知らせ】
9月4日(日)・5日(月)・6日(火)・7日(水)4日間はお休みをさせていただきます。


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by sinsendou | 2016-08-31 00:00 | 気管支喘息①~

気管支喘息 その14

気管支喘息 その14

症状が軽くなってきたら薬を変える


 ヒューヒューという音がおさまり、からだを動かすことができるようになっても、せきやたん、息苦しさばどの症状が残ります。

 このような状態になった時は、小青龍湯から麻黄を除き、人参・杏仁・石膏を加えたものを用います。

 エキス剤なら、「人参湯」と「苓甘姜味辛夏仁湯」を併用するといいでしょう。
















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by sinsendou | 2016-08-24 00:00 | 気管支喘息①~

気管支喘息 その13

気管支喘息 その13

風と寒さによって起こる気管支喘息


 実の気管支喘息では、寒熱を問わず激しい急性の呼吸困難が主となります。

 そのはか、からだを横にすることができなくなり、呼吸音が高く、長く荒くなり、ヒューヒューという喉鳴をともないます。

 寒性の病因に感染し、病根(寒飲)が刺激されて起こる気管支喘息では、さらに、寒けや発熱、頭痛、汗がでない、透明で水っぽい鼻水が出る、たんのからむ音がする、水っぽいたんが出る、顔が青白い、口が乾かない、温かいものを飲みたがる、といった症状をともないます。

 舌の色は淡く、白くツルツルした苔がつきます。脈は遅く、緊張します。

 このように、寒性の実の喘息発作には、「小青龍湯」に石膏を加えて使うといいでしょう。

 エキス剤なら小青龍湯と、「五虎湯」か「麻杏甘石湯」を併用すると効果的です。

 小青龍湯は温性や熱性の生薬だけで構成されているので、冷えを取り除く力がすぐれています。

 しかし、いくらからだが冷えているとはいっても、小青龍湯だけを長く使うと、病根が熱を帯び、ますます取り除きにくくなってしまいます。

 そのため、冷やす薬も必要なのです。

 また、胸が張って息苦しく、胸のわきが痛み、深くおさえたときに弦をピンと張ったような脈をふれるときは、柴胡と麻黄が配合されている「神秘湯」を使って発作をしずめます。
















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by sinsendou | 2016-08-17 00:00 | 気管支喘息①~

気管支喘息 その12

気管支喘息 その12

気管支喘息の分類と治療


気管支喘息は二つに分けることが重要


 気管支喘息は、病因の力が強いために起こる、急性の「実」の喘息と、正常な内臓の働きが失われるために起こる、慢性の「虚」の喘息に分けることができます。

 それぞれの喘息は、さらに熱性の症状を示すものと、寒性を示すものとに分けられます。

 実の気管支喘息は、肺を中心に起こるので、治療も肺が中心となります。

 これに対して、虚の気管支喘息は、腎や脾胃の働きが失われるために肺に影響が及んで発作が起こります。

 したがって、腎を中心に肺を同時に治療し、寛解期には腎や脾胃の働きを回復する必要があります。













お盆休みは、
8月13日(土)・14日(日)・15日(月)の三日間とさせていただきます。



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by sinsendou | 2016-08-10 00:00 | 気管支喘息①~



「抗老化」いつまでも若くありたい。それを実現する漢方薬が「鹿茸大補湯」です。    3月からは、毎週日曜日を定休日とさせていただきます。

by sinsendou
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