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カテゴリ:免疫①~( 120 )

免疫 その118

免疫 その118

私のからだ


 私たち『人間』のからだは、およそ60兆の細胞からできていることは皆さんもご存知だと思います。

 これらの無数ともいえる細胞は、もともとはたった1個の受精卵から生まれたものなのです。

 すなわち、受精卵は分裂して2倍2倍・・・と増えることを繰り返します(増殖)。

 増殖したそれぞれの細胞は徐々に性質を変えていきます(分化)。

 そして、分化した細胞は皮膚や筋肉や肝臓など、さまざまな形や働きを持つ細胞たちとなっていくのです。

 1個の受精卵から生まれた60兆個の細胞たち。

 その形や働きはそれぞれ違っていても、「私のからだ」の細胞は「私自身の細胞」なのです。

 そして、私自身の細胞は独自の目印を持っています。

 それは『クラスⅠMHC』というタンパク質です。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


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by sinsendou | 2017-06-30 00:00 | 免疫①~

免疫 その117

免疫 その117

免疫学の誕生と現在


 話は少し変わりますが、14世紀にヨーロッパの人口の3分の1の命を奪った「ペスト」のように、17世紀から18世紀にかけては西欧で新たなる病原菌の来襲がありました。それが「天然痘」です。

 ペスト発生の時もいたのですが、なぜか天然痘の苦しみから免れていた人たちがいます。

 それは、牛痘という牛の伝染病に罹った乳搾りの女性達でした。

 「天然痘も牛痘も似たようなものだったので、牛痘に罹った彼女達は軽い天然痘みたいなものをすでに経験済みだから、ヒトの天然痘にかからないのだろう!」と考え、乳搾りの女性の腕の膿(うみ)をある子どもに注射した結果、その子は天然痘から免れることが出来たと言われております。

 一見、不潔で大胆なことを行いましたが、この出来事がなければ病原微生物を弱毒化し、注射して伝染病を予防するという「二度なし現象」を利用した伝染病の予防法は発見されていなかったのかもしれません。

 この予防法こそが「ワクチン療法」と呼ばれるものです。

 現在、何かと話題を呼んでいる遺伝子も「遺伝する因子という何ものかがあるに違いない」という観点から始まって20世紀半ばに「DNA」という実体として明らかにされています。

 そして、免疫反応においても大きい役割を果たすヘルパーT細胞も「他の細胞たちを助ける細胞がいるに違いない」との観点から1969年に実体としてヘルパーT細胞が明らかになってきました。

 人類はいつの時代も病気と向き合ってきたことに気付きます。

 14世紀のペスト・17~18世紀の天然痘・19世紀にはコレラと結核、そして20世紀末にはエイズという病原微生物が発生しています。

 しかし、今日までにエイズウィルスに対するワクチンを作ることに成功してはおりません。

 エイズウィルスというのは、表面の分子の形をめまぐるしく変えるため、本来これを攻撃する役目の免疫細胞たちが追いついていないのです。

 そのようなことをしているうちに免疫の仕組みそのものがエイズウィルスに破壊されていってしまうのです。

 いつかはエイズの治療法が発見されることでしょう。

 しかしまた、新たなる微生物が出現しないとも限らないのです。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


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by sinsendou | 2017-06-23 00:00 | 免疫①~

免疫 その116

免疫 その116 その1

免疫学の誕生と現在


 皆さんは免疫学がいつ・どのように生まれ現在に至っているかご存知でしょうか?

 ハシカは一度罹ると二度とは罹りにくいといいますが、インフルエンザ(風邪)には何度も罹ってしまうのはなぜ?風邪やハシカはどんな仕組みで治るの?

 という素朴な疑問を感じたことはありませんか?

 そのような疑問から、「疫」の苦痛から「免(まぬか)」れる仕組みを解き明かし、健康に役立てようとしたのが免疫学の始まりです。

 疫とはいわゆる伝染病のことで、疫病でもある微生物によって起こると考えるようになったのは意外にも西洋では17世紀になってからのことです。

 それまでは「人間は血液・黄胆汁・黒胆汁・粘液の4つの液体からできており、これらのバランスが崩れることで病気になる」と考えられてきました。

 病気になった人にはこれらの体液のバランスを整えるべく血液を抜くという方法〈瀉血(しゃけつ)療法〉が行われてきたのです。

 例えば、結核で血をたくさん吐いている人に対して、血液をさらに抜くという、今となっては大変恐ろしい療法でした。

 それから17世紀になり、それとは異なる考え方が芽生え、同時に話を合わせたかのようにタイミングよく顕微鏡が誕生しました。

 それ以来、病原微生物を突き止めるべく顕微鏡の倍率も改善していっているのです。

 顕微鏡も「オランダの眼鏡屋さん」が二つのレンズを組み合わせるという、誰も考えなかったアイデアから生まれ、顕微鏡のみならず望遠鏡までも同時に生まれたのです。


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いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


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by sinsendou | 2017-06-16 00:00 | 免疫①~

免疫 その115 免疫って何? その2

免疫 その115 

免疫って何? その2


 そしてもう一つは、体内で発生したガン細胞の様に変質してしまった自己も異物として認識して、攻撃、殺傷、排除します。

 ガン細胞は元々、自分の体の中(自己)にあった細胞が変質(非自己)して出来た細胞です。

 身体の中の抗体などは、ガン細胞を抗原と認識します。

 ですからガン細胞などの自己から変質してしまった細胞を見つけては、攻撃、殺傷、排除しているのです。

 では、免疫は身体のどこにあるのかというと、免疫という特別な器官は存在しません。

 免疫は骨髄、胸腺、脾臓、リンパ節、扁桃、血管、皮膚、腸管などといった身体の中の様々な各器官や組織が助け合って構成されています。

 ほとんどの免疫の働きをおこなっているのは血液中の白血球の中にあるマクロファージ、リンパ球、顆粒球などの免疫細胞や、サイトカイン、抗体といった免疫物質から成り立っています。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

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by sinsendou | 2017-06-09 00:00 | 免疫①~

免疫 その114 免疫って何? その1

“免疫”のおさらい――免疫について

1.免疫って何?


 免疫とは、「疫病(病気)を免れる」自然治癒力の働きのことで、この様な働きを免疫力と言います。

 私たちの身体は免疫力の働きのお陰で、たくさんの病気から守られながら生活しています。

 この免疫はアメーバから私たち人間に至るまでありとあらゆる動物に存在しています。

 私たちの身体は、身体(自己)の中に外から細菌やウイルス(非自己)が入り込んだり、自分と違うもの(自己)が体内でできてしまったりすると、それらを身体の外へ追い出して、身体の中をきれいな状態にして、自分で自分を守ろうとします。この働きが「免疫」なのです。


免疫の働きは大きく分けて2種類あります。

 一つは、免疫という言葉の由来が「疫病(病気)を免れる」というところからきているように、身体の中に入ってきた病原菌は、「自己ではないもの(非自己)」と身体は認識します。

 主に「みずぼうそう」や「はしか」などといった、一度ある病原菌に感染すると、その病原菌に対して、次からはかかりにくくなるといった抗体の役割があります。

 一部のリンパ球は、病原菌(非自己)が身体の中に侵入し、身体を病気にしてしまう抗原と戦い終えて回復すると、そのことを随時記憶しているのです。

 一度感染したことのある抗原は、以前侵入してきたときの戦い方を覚えているので、次に侵入してきたときは、症状が重くなる前に身体の外へ病原菌を追い出すことができるようになります。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


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by sinsendou | 2017-06-02 00:00 | 免疫①~

免疫 その114 Rh式血液型不適合妊娠 その2

Rh式血液型不適合妊娠 その2

 さて、普通はRh(+)型の人どうしが結婚することがほとんどなので、母親Rh(+)、胎児Rh(+)で問題は生じません。

 ところが、数少ないRh(-)の女性が、Rh(+)の夫の子を出産するときは、母親Rh(-)、胎児RH(+)という状態が生じます。

 上記で述べたように赤血球は胎盤を通過しないのですが、いざ出産するときには、どうしても胎児の血液が母親の血液に少し入ってしまいます。

 するとRh(-)の母親にとってRh(+)、すなわちD抗原は外敵となるので、「抗DIgG」を作ることになります。

 それで終わりならばいいのですが、その母親がまた妊娠して、二人目のRH(+)の胎児を身ごもったときはどうなるのでしょうか。

 一人目の出産により作られやすくなった「抗DIgG」が胎盤を通過して、二人目の胎児の赤血球を攻撃することになります。

 すると胎児の赤血球は溶血し、黄疸が生じます。

 これが「Rh式血液型不適合妊娠」と呼ばれるものです。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

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by sinsendou | 2017-05-26 00:00 | 免疫①~

免疫 その113 Rh式血液型不適合妊娠 その1

Rh式血液型不適合妊娠 
その1


 お母さんが妊娠したとき、赤ちゃんと母親は胎盤というものでつながっています。

 しかし、つながっているといっても、母親の血液と胎児の血液が交通しているわけではありません。

 また、免疫に関わるもので母親から胎盤を通過して胎児に入っていけるのはIgG抗体だけで、ほかのクラスの抗体や白血球は通過することができません。

 ところで赤血球の血液型にはABO式のほかにRh式血液型があります。

 ほとんどの人はRh(+)型です。

 Rh(+)というのは、「自分の赤血球にD抗原が存在し、そのため抗D抗体を持っていない」という血液型を表しています。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

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by sinsendou | 2017-04-28 00:00 | 免疫①~

免疫 その112 苦しい原因は自己白血球にある

苦しい原因はすべて自分の白血球にある

 かぜで熱やせきがでたり、細菌感染で膿んで痛かったりすると「このバイ菌め!」と腹立たしくなります。

 でもよく考えてください。

 熱を出しているのはウイルスでしょうか?

 膿んで痛くしているのは細菌でしょうか?

 違います。

 ウイルスも細菌も決して悪気があって感染したのではなく、自分の生存空間を求めて、たまたまヒトの体内に入っただけです。

 ところで熱が出たり、痛くなったり、赤く腫れたりという現象は「炎症」によるものです。

 ウイルスなら「細胞性免疫→リンパ球性の炎症」、化膿菌なら「体液性免疫→化膿性炎症」です。

 どちらの炎症にしろ、炎症を引き起こすのは自分の白血球ではないでしょうか?

 すなわち、マクロファージ、NK細胞、キラーT細胞、好中球といった炎症を引き起こす細胞や補体が防御活動を行うことが「炎症」という苦痛を生み出しているのです。

 「だったら苦痛は発生させないで静かに微生物を退治すればいいのに」と思うかもしれませんが、炎症によるこの「苦痛」がなければどうなるでしょうか?

 まず、自分が病気だということにも気づきません。

 普段通りの生活をし、体を休ませることもないので病気はどんどん進行し、いつの間にか体が動かないということになります。

 傷ができてもそこをかばおうともせずに、そこからますます感染が広がっていきます。

 このように白血球による炎症が「苦痛」を引き起こすからこそ、ヒトはそれを治すための行動をおこしているともいえるのです。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

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by sinsendou | 2017-04-14 00:00 | 免疫①~

免疫 その111

アポトーシス(細胞の自然死)
その2


 このビーズ玉は、他の貪食細胞に食べつくされ後に残らない。

 (HIVは元気なCD4細胞がアポトーシスで減ってしまうから、日和見感染で他の病気に罹るのが困るので、もし元気なCD4細胞がドンドン作れるのであればHIVは怖くないということになる。)

 ガンで言えば、米スタンフォード大学の研究で、ガン化した細胞がリンパ球などで兵糧責めにされ低酸素状態にさらされると細胞の自然死であるアポトーシスを引き起こすことを発見し、英国科学誌「ネオチャー」に発表した。

 このとき、ガン抑制遺伝子「P53」が弱った状態では、この機構が働かないこともわかった。

 細胞死を引き起こす遺伝子とこの遺伝子が作り出すタンパク質はプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)の一種であるカスパーゼの仲間であり、田町ICクリニックの佐藤静夫先生が開発した「サイマックス」は、ガン細胞にアポトーシスを誘発し、その作用はカスパーゼの8・9・3 の反応であることが研究の結果、判明しつつある。















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by sinsendou | 2017-04-07 00:00 | 免疫①~

免疫 その110 

アポトーシス(細胞の自然死)
その1


 細胞の自然死。

 あらかじめプログラムされた細胞死のこと。

 植物の落ち葉、胎児の指の形成、ガン細胞の死滅…。

 無関係に見えるこれらの現象に共通しているのがアプトーシスなのだ。

 このアポトーシスと対照的なものに、細胞の事故死(炎症時にみられる大規模な細胞死をネクローシスという。

 例えば、エイズウイルス(HIV)は人間のリンパ球(CD4細胞)に取りつくが、この賢いリンパ球はエイズウイルスを蔓延させないようにアポトーシスを起こして消えてゆく。

 細胞に取りついたウイルスが強くて勝ったときは、どんどん増殖して膨らみ細胞を壊して他へ飛び散ってゆくが、アポトーシスはそのようにならないように、細胞の中身が飛び出さないように小さくしぼんでいって、まるで小さなビージ玉のようになって崩壊する。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

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by sinsendou | 2017-03-17 00:00 | 免疫①~



「抗老化」いつまでも若くありたい。それを実現する漢方薬が「鹿茸大補湯」です。    3月からは、毎週日曜日を定休日とさせていただきます。

by sinsendou
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