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カテゴリ:免疫①~( 126 )

免疫 その123 引き出しはたくさんある その1

免疫 その123

引き出しはたくさんある その1
 

 一つひとつのB細胞はそれぞれが1種類の抗体を作ります。

 抗体は、2本の長いタンパク質(H鎖)と2本の短いタンパク質(L鎖)からできています。

 H鎖とL鎖で作られる先端の部分はそれぞれで形が異なり、ここで異物を捕まえるのです。

 この部分を可変領域(V領域)といいます。

 タンパク質は遺伝子という設計図をもとに作られます。

 B細胞の抗体タンパクは、設計図の中から好きなパーツを選んで切り貼りするということが行われ、作られているのです。

 では次回は、B細胞についてもう少し詳しくみてみましょう。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。
だから、天国言葉をあなたに…。
「ついてる・うれしい・楽しい・幸せ・感謝しています・ありがとう・許します。」
素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。

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by sinsendou | 2017-09-15 00:00 | 免疫①~

免疫 その122 私の敵は数え切れない

免疫 その122 
私の敵は数え切れない
 

 前回お話ししましたように、体の中に入ってきたカゼのウィルスをB細胞が「抗体」という飛び道具でやっつける場面がありました。

 この抗体はもともとは“手のような分子”であるB細胞受容体としてB細胞の表面にあり、やってくる異物を認識するためのアンテナの役割を果たしていました。

 B細胞のアンテナ、1つ1つが捕まえることができる異物の種類は非常に限られています。

 なぜなら、アンテナが異物を捕まえられることができるのは、アンテナの形と異物の形がぴったりとかみ合った時だけだからです。

 しかし、私たちのからだの中は仮に全宇宙からどんな種類の異物が体内に入ってきたとしても、異物に対応できるような仕組みになっているといわれています。

 つまり、全宇宙の異物の数以上の種類のアンテナをB細胞たちは用意しているということになります。

 どうしてそのようなことができるのでしょうか?

 次回はB細胞にスポットをあててお話ししましょう。















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by sinsendou | 2017-09-08 00:00 | 免疫①~

免疫 その121 大食い細胞&助っ人細胞 その2

免疫 その121 
大食い細胞&助っ人細胞 その2


 抗原のかけらを提示されたヘルパーT細胞は、そのかけらを調べて「これは私の仲間でない!」と認識すると抗原をやっつけるべく活動を開始します。

 ヘルパーT細胞がサイトカインという化学物質を放出します。

 これは免疫の実働部隊の戦う活力となる、いわば差し入れのようなものです。

 眠っていたキラーT細胞もサイトカインの刺激を受けて目を覚まし、ウィルス感染細胞を殺すようになるのです。

 さらに大食い細胞のマクロファージも差し入れをもらって元気もりもりになり、ウィルスを捕まえていきます。

 しかしこれでめでたし、めでたし…とはならないのです。

 なぜなら、キラーT細胞はウィルス感染細胞は殺してもウィルスそのものは殺さないからです。

 ウィルスは「抗体」という飛び道具によって捕えられてはじめて活力(病原性)を失います。

 この抗体を出すのが免疫反応のもう一人の主役の『B細胞』です。

 B細胞もリンパ節などに住んでおり、キラーT細胞と同じように血液中を流れて全身をパトロールしています。

 B細胞は体内の異物(抗原)を捕まえて細胞内に取り込み、消化して、マクロファージと同じようにクラスⅡMHC分子に抗原の断片をのせてヘルパーT細胞に提示します。

 そして、キラーT細胞からの司令を待つのです。

 やがてヘルパーT細胞からサイトカインが放出されると活性化して、抗原を的確に攻撃する抗体というピストル玉のような飛び道具を発射するようになります。

 このようにして、ウィルスに感染した細胞はキラーT細胞の手にかけられて、あえなき最後をとげ、また、逃げまどうウィルスたちは抗体に捕えられたり、マクロファージに食べられてしまうのです。















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by sinsendou | 2017-09-01 00:00 | 免疫①~

免疫 その120 大食い細胞&助っ人細胞 その1

免疫 その120

大食い細胞&助っ人細胞 その1


 前回お話ししたように、私の細胞はウィルス感染により私の細胞でなくなってしまいます。

 その「私でない細胞」を殺すキラーT細胞はどのようにして自分の役割に目覚めるのでしょうか?

 ここでマクロファージという大食い細胞とヘルパーT細胞という助っ人細胞の登場となります。

 マクロファージは全身の細胞の中に存在する細胞で、外から侵入する異物を捕まえて食べてしまおうと待ち構えています。

 ヘルパーT細胞は、血液中を流れて全身をパトロールしてまわり、リンパ節や脾臓という臓器などに住んでいます。

 例えば、カゼのウィルス(非自己抗原)がからだの中に入ってくると細胞に感染するウィルスもいますが、マクロファージに食べられてしまうウィルスもいます。

 マクロファージはウィルスを噛みちぎり、そのかけら(抗原断片)をヘルパーT細胞にささげるかのように提示します。

 この過程を「抗原提示」といいます(マクロファージを抗原提示細胞ともいいます)。

 そして、このウィルスのかけらをささげるマクロファージの“両手のような分子”はクラスⅡMHC分子と呼ばれ、この分子に結合した抗原断片を認識するヘルパーT細胞の“手のような分子”はT細胞受容体と呼ばれています。

 この両者の関係はまるで、鍵と鍵穴のように結合する関係になっているのです。















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by sinsendou | 2017-08-25 00:00 | 免疫①~

免疫 その119 カゼのウィルスがやってきた

免疫 その119

カゼのウィルスがやってきた


 「私のからだ」の中の細胞は、みな「私」の目印を持った細胞たちなのです。

 ところが、「私の細胞」であっても、カゼのウィルスなどの外敵(非自己抗原)が感染してしまうと、その細胞はもはや「私の細胞」でなくなってしまいます。

 それは、細胞がカゼのウィルスに感染すると自分のクラスⅠMHC分子にウィルスの断片が入り込み、余分なものがくっついてしまったため「私の細胞」であることを証明出来なくなってしまうのです。

 この現象を「自己の非自己化」といいます。

 こうして「私の細胞」でなくなってしまったウィルス感染細胞は、キラーT細胞に殺されるのを待ちます。

 しかしながら、この段階でキラーT細胞は眠ったままでいて、行動を起こそうとはしません。

 別の種類の細胞がカツを入れなければ殺し屋として働かないのです。

 次回はもう少し詳しくキラーT細胞についてお話しいたします。















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by sinsendou | 2017-08-18 00:00 | 免疫①~

免疫 その119

免疫 その119

私のからだ その2


 一人ひとり指紋が異なるように、クラスⅠMHC分子の立体的な形も一人ひとりで異なります。

 そして、クラスⅠMHC分子の形が同じならば「同じ仲間だ!」と認められますが、自分のからだの中に形が異なるクラスⅠMHC分子をもつ細胞がいた場合は「仲間じゃない!」、すなわち自分ではない非自己の細胞とみなされて、もともと私のなかにいるキラーT細胞(細胞障害性T細胞)という殺し屋専門の細胞に殺されてしまいます。

 他人の臓器を移植した時に拒絶反応が起こるのは、形が異なるクラスⅠMHC分子を持った細胞たちが移植されるからなのです。 

 さてMHCとは何でしょうか? MHCとは、主要組織適合遺伝子複合体といい、クラスⅠ、クラスⅡ、クラスⅢの3種類に分けられます。

 クラスⅠMHC分子は他人の臓器を移植した時に拒絶される主要なターゲットとなり、からだのほとんどの細胞の表面にあります。

 例外としては赤血球があり、表面にクラスⅠMHC分子を持たないため他人の赤血球を輸血しても血液型さえ合っていれば原則として拒絶されないのです。















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by sinsendou | 2017-08-04 00:00 | 免疫①~

免疫 その118

免疫 その118

私のからだ


 私たち『人間』のからだは、およそ60兆の細胞からできていることは皆さんもご存知だと思います。

 これらの無数ともいえる細胞は、もともとはたった1個の受精卵から生まれたものなのです。

 すなわち、受精卵は分裂して2倍2倍・・・と増えることを繰り返します(増殖)。

 増殖したそれぞれの細胞は徐々に性質を変えていきます(分化)。

 そして、分化した細胞は皮膚や筋肉や肝臓など、さまざまな形や働きを持つ細胞たちとなっていくのです。

 1個の受精卵から生まれた60兆個の細胞たち。

 その形や働きはそれぞれ違っていても、「私のからだ」の細胞は「私自身の細胞」なのです。

 そして、私自身の細胞は独自の目印を持っています。

 それは『クラスⅠMHC』というタンパク質です。















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by sinsendou | 2017-06-30 00:00 | 免疫①~

免疫 その117

免疫 その117

免疫学の誕生と現在


 話は少し変わりますが、14世紀にヨーロッパの人口の3分の1の命を奪った「ペスト」のように、17世紀から18世紀にかけては西欧で新たなる病原菌の来襲がありました。それが「天然痘」です。

 ペスト発生の時もいたのですが、なぜか天然痘の苦しみから免れていた人たちがいます。

 それは、牛痘という牛の伝染病に罹った乳搾りの女性達でした。

 「天然痘も牛痘も似たようなものだったので、牛痘に罹った彼女達は軽い天然痘みたいなものをすでに経験済みだから、ヒトの天然痘にかからないのだろう!」と考え、乳搾りの女性の腕の膿(うみ)をある子どもに注射した結果、その子は天然痘から免れることが出来たと言われております。

 一見、不潔で大胆なことを行いましたが、この出来事がなければ病原微生物を弱毒化し、注射して伝染病を予防するという「二度なし現象」を利用した伝染病の予防法は発見されていなかったのかもしれません。

 この予防法こそが「ワクチン療法」と呼ばれるものです。

 現在、何かと話題を呼んでいる遺伝子も「遺伝する因子という何ものかがあるに違いない」という観点から始まって20世紀半ばに「DNA」という実体として明らかにされています。

 そして、免疫反応においても大きい役割を果たすヘルパーT細胞も「他の細胞たちを助ける細胞がいるに違いない」との観点から1969年に実体としてヘルパーT細胞が明らかになってきました。

 人類はいつの時代も病気と向き合ってきたことに気付きます。

 14世紀のペスト・17~18世紀の天然痘・19世紀にはコレラと結核、そして20世紀末にはエイズという病原微生物が発生しています。

 しかし、今日までにエイズウィルスに対するワクチンを作ることに成功してはおりません。

 エイズウィルスというのは、表面の分子の形をめまぐるしく変えるため、本来これを攻撃する役目の免疫細胞たちが追いついていないのです。

 そのようなことをしているうちに免疫の仕組みそのものがエイズウィルスに破壊されていってしまうのです。

 いつかはエイズの治療法が発見されることでしょう。

 しかしまた、新たなる微生物が出現しないとも限らないのです。















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by sinsendou | 2017-06-23 00:00 | 免疫①~

免疫 その116

免疫 その116 その1

免疫学の誕生と現在


 皆さんは免疫学がいつ・どのように生まれ現在に至っているかご存知でしょうか?

 ハシカは一度罹ると二度とは罹りにくいといいますが、インフルエンザ(風邪)には何度も罹ってしまうのはなぜ?風邪やハシカはどんな仕組みで治るの?

 という素朴な疑問を感じたことはありませんか?

 そのような疑問から、「疫」の苦痛から「免(まぬか)」れる仕組みを解き明かし、健康に役立てようとしたのが免疫学の始まりです。

 疫とはいわゆる伝染病のことで、疫病でもある微生物によって起こると考えるようになったのは意外にも西洋では17世紀になってからのことです。

 それまでは「人間は血液・黄胆汁・黒胆汁・粘液の4つの液体からできており、これらのバランスが崩れることで病気になる」と考えられてきました。

 病気になった人にはこれらの体液のバランスを整えるべく血液を抜くという方法〈瀉血(しゃけつ)療法〉が行われてきたのです。

 例えば、結核で血をたくさん吐いている人に対して、血液をさらに抜くという、今となっては大変恐ろしい療法でした。

 それから17世紀になり、それとは異なる考え方が芽生え、同時に話を合わせたかのようにタイミングよく顕微鏡が誕生しました。

 それ以来、病原微生物を突き止めるべく顕微鏡の倍率も改善していっているのです。

 顕微鏡も「オランダの眼鏡屋さん」が二つのレンズを組み合わせるという、誰も考えなかったアイデアから生まれ、顕微鏡のみならず望遠鏡までも同時に生まれたのです。


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by sinsendou | 2017-06-16 00:00 | 免疫①~

免疫 その115 免疫って何? その2

免疫 その115 

免疫って何? その2


 そしてもう一つは、体内で発生したガン細胞の様に変質してしまった自己も異物として認識して、攻撃、殺傷、排除します。

 ガン細胞は元々、自分の体の中(自己)にあった細胞が変質(非自己)して出来た細胞です。

 身体の中の抗体などは、ガン細胞を抗原と認識します。

 ですからガン細胞などの自己から変質してしまった細胞を見つけては、攻撃、殺傷、排除しているのです。

 では、免疫は身体のどこにあるのかというと、免疫という特別な器官は存在しません。

 免疫は骨髄、胸腺、脾臓、リンパ節、扁桃、血管、皮膚、腸管などといった身体の中の様々な各器官や組織が助け合って構成されています。

 ほとんどの免疫の働きをおこなっているのは血液中の白血球の中にあるマクロファージ、リンパ球、顆粒球などの免疫細胞や、サイトカイン、抗体といった免疫物質から成り立っています。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

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by sinsendou | 2017-06-09 00:00 | 免疫①~



「抗老化」いつまでも若くありたい。それを実現する漢方薬が「鹿茸大補湯」です。   毎週日曜日を定休日とさせていただきます。

by sinsendou
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