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カテゴリ:免疫①~( 133 )

免疫 その131 恐怖の胸腺学校 その1

免疫 その131
恐怖の胸腺学校


 免疫反応は、原則として「私のからだの成分(自己抗原)」に対しては起こりません。

 それは、免疫担当細胞が生まれてから成長するまでの間にふるい分けが行われ、自己抗原に反応した細胞は生き残れないようになっているからです。

 すなわち、体内の胸腺という臓器がT細胞の教育場所となり、そこで自己抗原と反応しそうな危険なT細胞たちが容赦なく殺されてしまうのです。

 また、自己抗原と反応しそうなB細胞たちも、胸腺とは別の場所である程度殺されてしまうのですが、情け容赦なく殺されてしまうのはT細胞たちです。

 次回からはその恐怖の胸腺学校のお話しをします。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。
だから、天国言葉をあなたに…。
「ついてる・うれしい・楽しい・幸せ・感謝しています・ありがとう・許します。」

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by sinsendou | 2017-11-17 00:00 | 免疫①~

免疫 その130 一度戦った相手は忘れない その3

免疫 その130 
一度戦った相手は忘れない その3


 すなわち、ワクチン療法とは免疫の記憶を利用した予防法にほかなりません。

 たとえば、小学校や中学校の頃に、ツベルクリン反応検査を受けた覚えがありませんか?何かを注射されて、2日後位にそこの皮膚が腫れていないかを見るものです。

 直径3cmくらいになった人もいれば、ほとんど変化の見られなかった人もいたかと思います。

 これは、この反応で過去に結核に罹ったかどうかを調べるのです。

 このツベルクリン反応で陰性だと、BCGを接種します。

 BCGとは牛型結核菌を弱めたワクチンです。

 このワクチンを接種することで、体内では免疫担当細胞が牛型結核菌を記憶し、次に結核菌が体内に入って来た時に素早く排除できるようになるのです。

 インフルエンザウィルスにもワクチンはあります。

 しかし、インフルエンザは先ほどお話ししたように表面の衣のタンパク質をいろいろ変化させるので、その衣にあったワクチンでなければ効果がないのです。















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by sinsendou | 2017-11-10 00:00 | 免疫①~

免疫 その129 一度戦った相手は忘れない その2

免疫 その129 
一度戦った相手は忘れない その2


 ではインフルエンザにはなぜ、何度も罹ってしまうのでしょうか?

 それは、病原微生物の中でも、インフルエンザウィルスは、次から次へと表面にまとう“衣”を変えてしまうからです。

 免疫担当細胞は“衣”を変えてしまったウィルスを勘違いして、初めて出会ったウィルスと同様に扱ってしまうので、素早く排除することができないのです。

 これがインフルエンザに何度も罹ってしまう理由なのです。

 また、エイズウィルスにも同様のことが起こります。

 この二度なし現象の仕組みを利用して伝染病の予防に役立てているものがワクチン療法です。

 弱毒化した病原微生物を体内に入れると(これを接種といいまし)、その弱毒化した病原微生物をB細胞が捕まえて、一部のB細胞が免疫記憶細胞として残ります。

 すると病原微生物が体内に侵入した時に、免疫記憶細胞たちが素早く排除してくれるのです。















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by sinsendou | 2017-11-03 00:00 | 免疫①~

免疫 その128 一度戦った相手は忘れない その1

免疫 その128

一度戦った相手は忘れない その1


 今までB細胞受容体(抗体)の役割や働きを見ながら、からだに入ってきた汚物を免疫担当細胞がどのように攻撃するのかの仕組みをお話してきました。

 その免疫担当細胞(とくにB細胞)には、一度戦った相手(異物)をよく覚える力を持っています。

 つまりこの「記憶する」という現象こそが、一度ハシカに罹ったら二度罹りにくいという「二度なし現象」の本質なのです。

 それは次のような仕組みで営まれています。

 私たちのからだの中に異物が侵入してくると、B細胞がこれを捕まえて、断片化してヘルパーT細胞に提示します。

 そしてヘルパーT細胞からの差し入れ分子(サイトカイン)をもらうと、B細胞は分裂して増えながら抗体を飛び道具に作り変えて、異物に発射するようになるわけですが、どんどん増えるB細胞の一部は免疫記憶細胞となって、リンパ節の中に隠れひそみます。

 そして再び同じ抗原が現れた時には素早く大量の抗体を発射して抗原を排除するのです。

 よってハシカに二度罹りにくいのは、二度目に入ってきたハシカの原因のウィルス(麻しんウィルス)を免疫記憶細胞が素早く排除してくれるおかげなのです。















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by sinsendou | 2017-10-27 00:00 | 免疫①~

免疫 その126 抗原をやっつける3つの方法 その2

免疫 その126

 抗原をやっつける3つの方法 その2


 2つめの方法は、抗体が抗原に結合して、マクロファージを呼び覚ます方法です。

 はだかの抗原よりも抗体が結合した抗原の方がマクロファージにとって食べやすくなるのです。

 これをオプソニン化といいます。

 オプソニン化のもとの意味は「バターを塗り広げる」という意味、つまりおいしくするという意味です。
















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by sinsendou | 2017-10-06 00:00 | 免疫①~

免疫 その125 抗原をやっつける3つの方法 その1

免疫 その125

抗原をやっつける3つの方法 その1


 前回、B細胞やT細胞が、無数の異物に対応した無数のアンテナ(受容体分子)をつくるとお話ししました。

 今回はこうして作られたアンテナの働きを見ながら、免疫担当細胞がどのように異物を攻撃するかをお話しします。

 以前お話ししましたように、B細胞は体内の異物(抗原)を捕まえて、消化し、抗原の断片をヘルパーT細胞に提示します。

 そして、ヘルパーT細胞からサイトカインが放出されると活性化して、抗原を的確に攻撃する抗体という飛び道具を発射するようになります。

 さて、発射された抗体はどのように抗原をやっつけるんでしょうか?

 今回は、その3つの方法をお話しします。

 1つめですが、抗体は特定の抗原に対して特異的に結合する性質があります。

 そして抗体は抗原に取り付くと、抗原の毒となる部分を覆い隠してくれます。

 これを中和といいます。















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by sinsendou | 2017-09-29 00:00 | 免疫①~

免疫 その124 引き出しはたくさんある その2

免疫 その124 
引き出しはたくさんある その2


 H鎖の設計図(遺伝子)はV遺伝子・D遺伝子・J遺伝子・C遺伝子という4つの遺伝子をつなげてできています。

 たとえば、あるB細胞タンパクは、V遺伝子断片群から1つ、D遺伝子断片群から1つ、J遺伝子断片群から1つ、とランダムに選んで作られます。

 そしてその組み合わせかたは、それぞれのB細胞によってさまざまなのです。

 なぜなら、V遺伝子断片の数は正確にはわかっていないのですが、200種類とも1000種類とも見積もられています。

 また、D遺伝子断片は10数個、J遺伝子断片は4~6個と見積もられています。

 ですので、V、D、J遺伝子断片の組み合わせだけで数万通りの遺伝子が作りだされると推定されているのです。

 L鎖でも同様のことが起こるので、H鎖とL鎖を組み合わせると一千万種類以上の多様性が生み出されます。

 B細胞はこのようにして無数の種類の抗体を作りどんあ異物にも対応しているのです。

 B細胞のことばかりをお話ししましたが、実はT細胞も同じように設計図を切り貼りすることによって、無数のアンテナ(T細胞受容体)を作ります。

 このような設計図の切り貼りを『遺伝子の再構成』と言います。















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by sinsendou | 2017-09-22 00:00 | 免疫①~

免疫 その123 引き出しはたくさんある その1

免疫 その123

引き出しはたくさんある その1
 

 一つひとつのB細胞はそれぞれが1種類の抗体を作ります。

 抗体は、2本の長いタンパク質(H鎖)と2本の短いタンパク質(L鎖)からできています。

 H鎖とL鎖で作られる先端の部分はそれぞれで形が異なり、ここで異物を捕まえるのです。

 この部分を可変領域(V領域)といいます。

 タンパク質は遺伝子という設計図をもとに作られます。

 B細胞の抗体タンパクは、設計図の中から好きなパーツを選んで切り貼りするということが行われ、作られているのです。

 では次回は、B細胞についてもう少し詳しくみてみましょう。















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by sinsendou | 2017-09-15 00:00 | 免疫①~

免疫 その122 私の敵は数え切れない

免疫 その122 
私の敵は数え切れない
 

 前回お話ししましたように、体の中に入ってきたカゼのウィルスをB細胞が「抗体」という飛び道具でやっつける場面がありました。

 この抗体はもともとは“手のような分子”であるB細胞受容体としてB細胞の表面にあり、やってくる異物を認識するためのアンテナの役割を果たしていました。

 B細胞のアンテナ、1つ1つが捕まえることができる異物の種類は非常に限られています。

 なぜなら、アンテナが異物を捕まえられることができるのは、アンテナの形と異物の形がぴったりとかみ合った時だけだからです。

 しかし、私たちのからだの中は仮に全宇宙からどんな種類の異物が体内に入ってきたとしても、異物に対応できるような仕組みになっているといわれています。

 つまり、全宇宙の異物の数以上の種類のアンテナをB細胞たちは用意しているということになります。

 どうしてそのようなことができるのでしょうか?

 次回はB細胞にスポットをあててお話ししましょう。















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by sinsendou | 2017-09-08 00:00 | 免疫①~

免疫 その121 大食い細胞&助っ人細胞 その2

免疫 その121 
大食い細胞&助っ人細胞 その2


 抗原のかけらを提示されたヘルパーT細胞は、そのかけらを調べて「これは私の仲間でない!」と認識すると抗原をやっつけるべく活動を開始します。

 ヘルパーT細胞がサイトカインという化学物質を放出します。

 これは免疫の実働部隊の戦う活力となる、いわば差し入れのようなものです。

 眠っていたキラーT細胞もサイトカインの刺激を受けて目を覚まし、ウィルス感染細胞を殺すようになるのです。

 さらに大食い細胞のマクロファージも差し入れをもらって元気もりもりになり、ウィルスを捕まえていきます。

 しかしこれでめでたし、めでたし…とはならないのです。

 なぜなら、キラーT細胞はウィルス感染細胞は殺してもウィルスそのものは殺さないからです。

 ウィルスは「抗体」という飛び道具によって捕えられてはじめて活力(病原性)を失います。

 この抗体を出すのが免疫反応のもう一人の主役の『B細胞』です。

 B細胞もリンパ節などに住んでおり、キラーT細胞と同じように血液中を流れて全身をパトロールしています。

 B細胞は体内の異物(抗原)を捕まえて細胞内に取り込み、消化して、マクロファージと同じようにクラスⅡMHC分子に抗原の断片をのせてヘルパーT細胞に提示します。

 そして、キラーT細胞からの司令を待つのです。

 やがてヘルパーT細胞からサイトカインが放出されると活性化して、抗原を的確に攻撃する抗体というピストル玉のような飛び道具を発射するようになります。

 このようにして、ウィルスに感染した細胞はキラーT細胞の手にかけられて、あえなき最後をとげ、また、逃げまどうウィルスたちは抗体に捕えられたり、マクロファージに食べられてしまうのです。















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by sinsendou | 2017-09-01 00:00 | 免疫①~



「抗老化」いつまでも若くありたい。それを実現する漢方薬が「鹿茸大補湯」です。   毎週日曜日を定休日とさせていただきます。

by sinsendou
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