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カテゴリ:免疫①~( 115 )

免疫 その114 Rh式血液型不適合妊娠 その2

Rh式血液型不適合妊娠 その2

 さて、普通はRh(+)型の人どうしが結婚することがほとんどなので、母親Rh(+)、胎児Rh(+)で問題は生じません。

 ところが、数少ないRh(-)の女性が、Rh(+)の夫の子を出産するときは、母親Rh(-)、胎児RH(+)という状態が生じます。

 上記で述べたように赤血球は胎盤を通過しないのですが、いざ出産するときには、どうしても胎児の血液が母親の血液に少し入ってしまいます。

 するとRh(-)の母親にとってRh(+)、すなわちD抗原は外敵となるので、「抗DIgG」を作ることになります。

 それで終わりならばいいのですが、その母親がまた妊娠して、二人目のRH(+)の胎児を身ごもったときはどうなるのでしょうか。

 一人目の出産により作られやすくなった「抗DIgG」が胎盤を通過して、二人目の胎児の赤血球を攻撃することになります。

 すると胎児の赤血球は溶血し、黄疸が生じます。

 これが「Rh式血液型不適合妊娠」と呼ばれるものです。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


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by sinsendou | 2017-05-26 00:00 | 免疫①~

免疫 その113 Rh式血液型不適合妊娠 その1

Rh式血液型不適合妊娠 
その1


 お母さんが妊娠したとき、赤ちゃんと母親は胎盤というものでつながっています。

 しかし、つながっているといっても、母親の血液と胎児の血液が交通しているわけではありません。

 また、免疫に関わるもので母親から胎盤を通過して胎児に入っていけるのはIgG抗体だけで、ほかのクラスの抗体や白血球は通過することができません。

 ところで赤血球の血液型にはABO式のほかにRh式血液型があります。

 ほとんどの人はRh(+)型です。

 Rh(+)というのは、「自分の赤血球にD抗原が存在し、そのため抗D抗体を持っていない」という血液型を表しています。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


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by sinsendou | 2017-04-28 00:00 | 免疫①~

免疫 その112 苦しい原因は自己白血球にある

苦しい原因はすべて自分の白血球にある

 かぜで熱やせきがでたり、細菌感染で膿んで痛かったりすると「このバイ菌め!」と腹立たしくなります。

 でもよく考えてください。

 熱を出しているのはウイルスでしょうか?

 膿んで痛くしているのは細菌でしょうか?

 違います。

 ウイルスも細菌も決して悪気があって感染したのではなく、自分の生存空間を求めて、たまたまヒトの体内に入っただけです。

 ところで熱が出たり、痛くなったり、赤く腫れたりという現象は「炎症」によるものです。

 ウイルスなら「細胞性免疫→リンパ球性の炎症」、化膿菌なら「体液性免疫→化膿性炎症」です。

 どちらの炎症にしろ、炎症を引き起こすのは自分の白血球ではないでしょうか?

 すなわち、マクロファージ、NK細胞、キラーT細胞、好中球といった炎症を引き起こす細胞や補体が防御活動を行うことが「炎症」という苦痛を生み出しているのです。

 「だったら苦痛は発生させないで静かに微生物を退治すればいいのに」と思うかもしれませんが、炎症によるこの「苦痛」がなければどうなるでしょうか?

 まず、自分が病気だということにも気づきません。

 普段通りの生活をし、体を休ませることもないので病気はどんどん進行し、いつの間にか体が動かないということになります。

 傷ができてもそこをかばおうともせずに、そこからますます感染が広がっていきます。

 このように白血球による炎症が「苦痛」を引き起こすからこそ、ヒトはそれを治すための行動をおこしているともいえるのです。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

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by sinsendou | 2017-04-14 00:00 | 免疫①~

免疫 その111

アポトーシス(細胞の自然死)
その2


 このビーズ玉は、他の貪食細胞に食べつくされ後に残らない。

 (HIVは元気なCD4細胞がアポトーシスで減ってしまうから、日和見感染で他の病気に罹るのが困るので、もし元気なCD4細胞がドンドン作れるのであればHIVは怖くないということになる。)

 ガンで言えば、米スタンフォード大学の研究で、ガン化した細胞がリンパ球などで兵糧責めにされ低酸素状態にさらされると細胞の自然死であるアポトーシスを引き起こすことを発見し、英国科学誌「ネオチャー」に発表した。

 このとき、ガン抑制遺伝子「P53」が弱った状態では、この機構が働かないこともわかった。

 細胞死を引き起こす遺伝子とこの遺伝子が作り出すタンパク質はプロテアーゼ(タンパク質分解酵素)の一種であるカスパーゼの仲間であり、田町ICクリニックの佐藤静夫先生が開発した「サイマックス」は、ガン細胞にアポトーシスを誘発し、その作用はカスパーゼの8・9・3 の反応であることが研究の結果、判明しつつある。















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by sinsendou | 2017-04-07 00:00 | 免疫①~

免疫 その110 

アポトーシス(細胞の自然死)
その1


 細胞の自然死。

 あらかじめプログラムされた細胞死のこと。

 植物の落ち葉、胎児の指の形成、ガン細胞の死滅…。

 無関係に見えるこれらの現象に共通しているのがアプトーシスなのだ。

 このアポトーシスと対照的なものに、細胞の事故死(炎症時にみられる大規模な細胞死をネクローシスという。

 例えば、エイズウイルス(HIV)は人間のリンパ球(CD4細胞)に取りつくが、この賢いリンパ球はエイズウイルスを蔓延させないようにアポトーシスを起こして消えてゆく。

 細胞に取りついたウイルスが強くて勝ったときは、どんどん増殖して膨らみ細胞を壊して他へ飛び散ってゆくが、アポトーシスはそのようにならないように、細胞の中身が飛び出さないように小さくしぼんでいって、まるで小さなビージ玉のようになって崩壊する。















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by sinsendou | 2017-03-17 00:00 | 免疫①~

免疫 その109 免疫を通して見えてくるもの その19

免疫を通して見えてくるもの
その19


 個人によるほんのわずかな違いは、身体を形づくる細胞の表面に、一人ひとり少しずつ構造の違ういくつかのタンパク質分子となって表現されているのです。

 ひとりの人間を構成する約60兆個の細胞すべてのうえに、その人の細胞であることを示す共通の「自己の標識」が成り立っていると、まずイメージして下さい。

 心臓の細胞でも、胃の細胞でも、肝臓や腎臓、皮膚の細胞でも、とにかく身体中の一つひとつの細胞のうえにタンパク質でできた同じ標識が、「自分」と「他人」ではその形が微妙に異なっているのです。

 臓器移植の際の拒絶反応は、免疫がこの標識のわずかな形の違いを見分け、「自分」のなかに「他人」が入り込んできたことを知り、それを「非自己」として排除しようとする現象なのです。

 この「自己の標識」を、人間以外の動物のものも含めて一般的にはMHCと呼び、人間の場合にはHLAと呼びます。

 ちなみにハツカネズミのMHCはH-2、サルのMHCはRLAと呼ばれます。

 一人ひとり微妙に異なり、臓器移植にともなう拒絶反応の原因となるものとして知られてきたHLA。

 その解析が進み、立体構造などが分かってくるにつれて、なぜ一人ひとり違っているかという理由が明らかになりました。

 また、一人ひとり異なっているHLAのタンパク質分子が、移植臓器の拒絶だけでなく、あらゆる局面での免疫反応に重要な役割を果たしていることも理解されてきました。

 HLAこそ、個体としての身体的な「自己」と、「自己」と「非自己」をめぐるさまざまな反応の様式を決定するという、免疫系にとって本質的な意味をもつ分子だったのです。















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by sinsendou | 2017-03-10 00:00 | 免疫①~

免疫 その108 免疫を通して見えてくるもの その18

免疫を通して見えてくるもの
その18


免疫は微細な個人差も見逃さない


 移植のレシピエント(受容者)の免疫系が、身体に入り込んできたドナー(供与者)の臓器を「非自己」と認めて厳しく排除しようとする。

 臓器移植の際に常に問題となる「拒絶反応」は、免疫がいかに鋭敏に「自己」と「非自己」を識別し、「自己」の全一性(統一性や独立性)を守ろうとするかを私たちに見せつけます。

 臓器移植は自然界では起こりえない人為的な現象ですが、その反自然的な行為が、個体の全一性を守るために、自然がことのほか大切に育ててきた免疫という生命の機構を際立たせると言っていいでしょう。

 レシピエントの免疫の働きを強力に抑えつける薬を併用しなければ、臓器移植という治療法は成り立ちません。

 人間どうしは、顔かたちこそ違え、ほとんど同じ成分でできています。

 99.9%以上、同じ物質でできていると言っていいです。

 あらゆる生命現象の担い手であるタンパク質、その設計図である遺伝子にしても、人間である限り、誰のものも99.9%以上同じなのです。

 それなのに免疫は0.1%にも満たない微細な個人差を見逃さずに、移植された他人の臓器に対して拒絶反応を起こします。

 その微細な個人差とはいったい何なのでしょうか。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

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by sinsendou | 2017-03-03 00:00 | 免疫①~

免疫 その107 免疫を通して見えてくるもの その17

免疫を通して見えてくるもの
その17

 発癌の初期段階で働くナチュラルキラー細胞に続いて、T細胞の一種も、癌細胞の表面に現れる特有のタンパク質分子を見つけ出し、他のT細胞の助けを借りて癌細胞の排除に乗り出します。

 このように免疫が働いているのに、しばしばそれをかいくぐって癌細胞は発育してしまう。

 癌細胞がもともとは「自己」の細胞であったという背景がそこに深く関係していますし、癌細胞自身もさまざまな手を打って免疫を目くらましするのです。

 免疫の働きは年齢とともに変化します。

 青年期には活発なナチュラルキラー細胞の働きも、40歳でがくんと急落し、老年期になると非常に低くなります。

 実際、年齢別の癌の発症率がこれと反比例して上がっていくのは広く知られている通りです。

 また、老人の死因の多くが何らかの病原体による感染症であることも、加齢と免疫系の全般的な衰えとの強い相関を示しています。

 しかし、研究が進むにしたがって、免疫系の老化が単に「衰える」というだけの生易しいものではないことが分かってきました。

 加齢にともなう免疫系の変化が、身体の老化を積極的に主導し、やがて来る個体の死へ導いているようにさえ見えるのです。

 そこに中心的な役割を果たしているのが、早くも10歳代のころから年齢を重ねるごとにどんどん小さくなっていく不思議な臓器・胸腺であることは間違っていないようです。















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by sinsendou | 2017-02-24 00:00 | 免疫①~

免疫 その106 免疫を通して見えてくるもの その16

免疫を通して見えてくるもの 
その16


免疫と深く関わるエイズ・癌・老化

 癌――。

 多くの研究者や医師の努力で治療率が飛躍的に向上しつつあると言うものの、現在も日本人の死因の第一位を占めている病気です。

 癌は、もともとは「自己」の一部であった細胞が変化してしまい、「自己」の秩序から逸脱して、自分勝手に無原則な増殖を始めることによって起こります。

 癌細胞は、いわば体内で「非自己」化してしまった細胞です。

 癌細胞に対する免疫反応が起こっていることははっきりしています。

 免疫不全になると癌が起こりやすくなる、たとえばエイズでカポジ肉腫という特殊な種類の癌が多発することからもそれは分かります。

 また、明らかに免疫の力で治癒したと思われる癌の例も知られています。

 実は、私たちの体内では日常的に一定の頻度で癌細胞が発生しているのですが、そのほとんどは極めて早期に「ナチュラルキラー(NK)細胞」と呼ばれる免疫細胞によって破壊されてしまうのです。

 ナチュラルキラー細胞の働きは、T細胞やB細胞の働きとは性格が異なっていて、マクロファージなどとともに「自然免疫」として区別されます。















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by sinsendou | 2017-02-17 00:00 | 免疫①~

免疫 その105 免疫を通して見えてくるもの その15

免疫を通して見えてくるもの 
その15

免疫と深く関わるエイズ・癌・老化


 エイズを日本語で正式に言うと「後天性免疫不全症候群」。

 HIV(ヒト免疫不全ウイルス)と呼ばれるウイルスによって免疫系そのものが荒廃させられ、その働きを奪われてしまう病気です。

 HIVへの感染と実際の病気の発症にはかなりの時間差がありますが、エイズを発症すると、普通なら免疫の働きで簡単に排除されてしまうような弱いカビや細菌、肺炎の原因となるような原虫などが難なく体内に侵入し、我が物顔で増殖し始めます。

 さまざまなウイルスも急速に広がり、体内からは「カポジ肉腫」という癌の一種も発生します。

 最終的には脳も冒され、身体的にも「自己」は崩壊してしまうのです。















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by sinsendou | 2017-02-10 00:00 | 免疫①~



「抗老化」いつまでも若くありたい。それを実現する漢方薬が「鹿茸大補湯」です。    3月からは、毎週日曜日を定休日とさせていただきます。

by sinsendou
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