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カテゴリ:アトピー・皮膚病①~⑱( 22 )

アトピー性皮膚炎 その18(最終回)

アトピー性皮膚炎 その18(最終回)

冷えによって起こるアトピー性皮膚炎もある


 生まれつきエネルギーが不足している人は、栄養代謝のレベルが低いので、からだに必要な熱の量が慢性的に不足し、からだが冷えた状態になっています。

 そのために生まれた不要な水液が「冷え」(寒)と結びついたものが原因となって、発疹あるいは水疱が起こります。

 発疹の数は少なく、掻くと透明な水液がにじみます。

 病気が長びきやすく、時間とともに熱が加わってきます。

 これに風が結びつくとアトピー性皮膚炎が起こります。

 熱よりも不要な水分の力が強いので、治療は不要な水分を取り除く「胃苓湯」や「茵蔯五苓散」を使って行います。
















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by sinsendou | 2015-11-18 00:00 | アトピー・皮膚病

アトピー性皮膚炎 その17

アトピー性皮膚炎 その17

病気が、からだの最も深いところに及んだ場合

 ステロイドホルモンの熱などが加わって、さらに熱の力が火のように非常に強くなると、血液の源である腎臓の水液までもが失われます。

 そのため、皮膚は委縮したりザラザラになり、皮下脂肪も失われて、皮膚が干からびてしまいます。

 肌の色は深い褐色になり、うぶ毛が抜けてツルツルになります。

 症状が重くなると、皮視線の分泌が行われなくなるので、皮膚に亀裂が入ったり、魚のうろこのようになります。

 痒みは非常に激しく、掻くと血がにじみ、ときには少量の滲出液が見られることもあります。

 そのほか、手のひらや足の裏の熱感、夜間の発汗、頭のふらつき、陽通、足に力が入らない、尿の色が濃い、便秘などの症状をともないます。

 この場合は、火の勢いを鎮めながら腎臓の水液を補う「治柏地黄丸」や六味丸を中心に治療を行います。

 熱を取り除く滋陰降火湯を加えると効果的ですが、ここまで病気が進むと、治療は非常に難しくなります。















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by sinsendou | 2015-11-11 00:00 | アトピー・皮膚病

アトピー性皮膚炎 その16

アトピー性皮膚炎 その16

さらに乾燥が進むと熱の症状が強くなる

 この状態が続くと、さらに栄養や潤いがなくなります(血燥)。

 皮膚に弾力がなくなって硬くなり、厚くなります。

 掻かないのに皮膚が白い粉屑のようになって大量にはがれ落ち、痒みは昼夜を問わず強くなり、さわると熱感があります。

 ひどくなると熱をもって皮膚が充血し、治ったあとに、褐色の色素沈着が残ります。精神的にもイライラしやすくなります。

 このようなときは、「滋陰降火湯」を使うか、「当帰飲子」を併用するといいでしょう。

 熱が強いときには、「黄連解毒湯」を使ってもかまいませんが、苦寒燥湿剤なので長く使いすぎるとかえって乾燥がひどくなるので、むやみに使ってはいけません。

 熱を取り除きながら栄養と潤いを補う薬としては、そのほか「荊芥連翹湯」や「温清飲」などがあります。

 このようなときに血液の流れが停滞すると、赤い斑点のような丘疹が上半身の露出した部分に現れたり、全身に広がります。

 痒みは強く、掻くと「みみず脹れ」のようなあとが残ったり、出血します。

 女性の場合、月経の異常がよく見られるのが特徴です。

 この場合は、血のめぐりを回復する「療方調血顆粒」を合わせるといいでしょう。















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by sinsendou | 2015-11-04 00:00 | アトピー・皮膚病

アトピー性皮膚炎 その15

アトピー性皮膚炎 その15

不足したものは補うのが治療の原則


 不足したものは補うのが中医学治療の原則です。

 したがって、血液を補いながら風をおさめる当帰飲子が基本薬となります。

 しかし、この段階になると、たいてい「水の通り道」が熱を帯びた不要な水分によってふさがれています。

 「水の通り道」に熱を帯びた不要な水分があふれ、流れを妨害している場合には、頭が重い、胸がつかえる、泥状便、小便の異常といった症状をともないます。

 これに頭汗や口苦があるときは柴胡桂枝乾姜湯に猪苓湯を合わせて使います。

 みぞおちのあたりがつかえるときは、木防己湯に薏以仁エキスを加えたものを使うといいでしょう。

 ほかにも、症状によってさまざまな治療が考えられますが、からだに必要な栄養物質や機能の不足が病気の根本的な原因であることを忘れてはいけません。

 したがって、急性の症状がおさまったら、すぐに当帰飲子を使って、不足した栄養と潤いを補う治療に変える必要があります。















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by sinsendou | 2015-10-28 00:00 | アトピー・皮膚病

アトピー性皮膚炎 その14

アトピー性皮膚炎 その14

血液の栄養作用の低下で潤いが失われて起こる場合


 不要な水分と結びついた熱の影響を受け続けると、血液成分のバランスが失われ、皮膚の潤いや栄養がそこなわれるようになります(血虚)。

 「内燥型」のアトピー性皮膚炎は、このようにして始まります。

 この段階に入ると、皮膚がカサカサに乾き、細かい屑となってはがれ落ちるようになります。

 痒みは夜間に強くなります。

 掻いたあとには白い線が残り、滲出液はほとんどでません。

 顔のつやが悪い、元気がない、不眠、筋がひきつる、軽いたちくらみといった症状をともないます。

 このように、成人のアトピー性皮膚炎では、不要な水分と結びついた熱が病因となるに加えて、からだに必要な栄養や潤いがそこなわれているため、症状が複雑で治療も難しくなります。

 また、ステロイドホルモンを使用してきた場合には、この傾向がさらにひどくなります。












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by sinsendou | 2015-10-21 00:00 | アトピー・皮膚病

アトピー性皮膚炎 その13

アトピー性皮膚炎 その13

成人になると病気がますます複雑になる

 成人するころになると、熱を帯びた不要な水分の力が強くなって、からだの一番深いところに入り込んでしまいます。

 特に熱の症状が強くなった場合には、「竜胆瀉肝湯」や「五淋散」あるいは消風散などで激しい症状をおさえます。

 そのあとで、血を補い風を除く「当帰飲子」や、水液を補いながら不要な水分を取り除く「六未丸」などを使う必要があります。

 以上が、不要な水分と熱が結びついた病因によって起こる「湿熱型」のアトピー性皮膚炎です。













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by sinsendou | 2015-10-14 00:00 | アトピー・皮膚病

アトピー性皮膚炎 その12

アトピー性皮膚炎 その12

熱を帯びた不要な水分が「水の通り道」を妨げる場合

 熱を帯びたからだに不要な水分は、全身をネットしている「水の通り道」を通って全身に広がります。
 
 このとき、からだに必要な水分の流れなどが妨げられるので、頭が重い、胸がつかえる、泥状便や腹満、小便の異常といった症状が現れます。

 ですから、アトピー性皮膚炎では、「水の通り道」がどのような状態になっているかを知ることも、非常に大切です。

 治療は、不要な水分を取り除くことを目標に行います。

 その場合には「柴胡桂枝乾姜湯」あるいは「木防己湯」に薏以仁エキスを加えたものを使うといいでしょう。

 薏以仁を加えることによって、不要な水分を取り除く力がさらに強まります。

 いずれの治療も、まず熱を取り除くことによって急性症状をおさえ、それから、療方昇陽や、療方健脾あるいは参苓白朮散などで根本的な治療を行うのが原則です。















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by sinsendou | 2015-10-07 00:00 | アトピー・皮膚病

アトピー性皮膚炎 その11

アトピー性皮膚炎 その11

成人のアトピー性皮膚炎はすでに小さいころから始まっている

 乳児期の間に治らないまま、三、四歳のろの幼児期になると、皮膚を掻くといったことのほか、不適当な食生活やステロイドホルモンの使用による「二次性皮膚障害」が加わります。

 熱の力が強くなるので、症状が少しずつ複雑になってきます。

 成人のアトピー性皮膚炎は、すでにこのころから始まっているのです。

 風と熱が結びつくと、丘疹は熱のために赤くなります。

 このときは、療方昇陽に、風や熱を取り除く「升麻葛根湯」を加えて使ったり、「治頭瘡一方」を使うといいでしょう。

 熱の症状よりも、不要な水分のために起こる症状が強いときは、「越婢加朮湯」や防己黄耆湯、あるいは「麻杏薏甘湯」が適しています。

 皮膚がただれて黄色い液体がにじみ出る場合には「消風散」に「療方健脾」あるいは療方昇陽を合わせたものを使います。

 さらに、掻いたあとが出血する場合には、治頭瘡一方などを用いるといいでしょう。















10月3日(土曜日)・4日(日曜日)・5日(月曜日)・6日(火曜日)の四日間は、
海外出張のため、
お休みをさせていただきます。
よろしくお願いします。



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by sinsendou | 2015-09-30 00:00 | アトピー・皮膚病

アトピー性皮膚炎 その10

アトピー性皮膚炎 その10

風は、ほかの病因と結びつきやすい


 風はほかの病因と結びつきやすい性質をもっています。

 乳児の場合、胃腸の働きが落ちるために生まれた不要な水分が多いので、風は、特に不要な水分と結びつきやすくなります。

 風が不要な水分と結びつくと、白い水疱ができます。

 丘疹が現れることもありますが、掻くと水が出ます。

 この場合は療方昇陽に、不要な水分を取り除く「療方調流」や「猪苓湯」、「防己黄耆湯」を併用するといいでしょう。

 これらの薬は胃腸を根本から治すので、一度症状がおさまれば、アトピー性皮膚炎が再発することは、まずありません。















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by sinsendou | 2015-09-23 10:03 | アトピー・皮膚病

アトピー性皮膚炎 その9

アトピー性皮膚炎 その9

乳児のアトピー性皮膚炎は胃腸を補うだけで完治する


 乳児のアトピー性皮膚炎の根本的な原因は、胃腸が弱いという点です。

 そのため、胃腸を補って栄養の代謝を盛んにし、不要な水分や熱が生まれないようにすることが、治療の原則です。

 そのため、ごく初期のアトピー性皮膚炎では、病因を取り除かなくても、からだの働きを補う治療をするだけで、治ってしまうことがよくあります。

 例えば、生後六カ月くらいまでの乳児なら、「療方昇陽」だけで治ることがあります。


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9月20日(日曜日)・21日(月曜日)の二日間は、
「日本中医薬研究会 第14回全国大会」参加のため、
お休みをさせていただきます。
よろしくお願いします。



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by sinsendou | 2015-09-16 00:00 | アトピー・皮膚病



「抗老化」いつまでも若くありたい。それを実現する漢方薬が「鹿茸大補湯」です。    3月からは、毎週日曜日を定休日とさせていただきます。

by sinsendou
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