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カテゴリ:肥満①~④( 4 )

肥満 その4

【肥満】 その4

【瘀血内阻】

外傷・手術・出産などによって体内に出血が生じ、体内に瘀血となって停積して脾の運輸を阻害するために、水穀の栄養物質が円滑に配布されずに痰湿となってからだの各所に停滞・堆積することで肥満となる病態です。

症状は、外傷・手術・出産などのあと肥満が始まり、飲食は正常だが、体が重だるい・肩こり・頭痛・皮膚の血管拡張・舌質が紫暗あるいは瘀点や瘀班があるなどが診られます。

女性では月経痛・月経異常をともなうことが多くなります。

治法は、内出血やうっ血を除去し、血行を促進することにより脾の運輸を正常化させる《活血化瘀》を行います。

処方は、桂枝茯苓丸・桃核承気湯・血府逐瘀丸

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【肥満】 終り
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by sinsendou | 2010-10-20 12:38 | 肥満①~④

肥満 その3

【肥満】 その3

【痰湿内蘊】

暴飲暴食・摂取量の過多・美食・脂っこいものや甘いものの撮りすぎ・不規則な食事時間・よく噛まずに飲み込むことが多く早食いなどが原因で、脾の機能が停滞するために飲食物が有益な水穀に変化して運輸されず、痰湿となってからだの各所に蓄積するので、肥満となる病態です。

痰湿とは、代謝されないで体内に沈着する脂肪やコレステロールなどに相当し、これがさらに代謝や機能を阻害するために、さらに肥満が進ことにつながります。

症状は、基本的にはよく食べ肥満し、からだが重だるい・動くと疲れやすい・頭がボーッとして眠くなる・暑がり・便秘ぎみ・厚い舌苔・脈が有力などがみられます。

治法は、痰湿の代謝を改善し除去、脾の運輸機能を高め、胃腸管内に溜まった積滞を瀉下によって除く《祛痰化湿・健脾・通腑》を行います。

処方は、平胃散・二陳湯・防風通聖散・大柴胡湯など。

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基本的には食事量の過多が大きな要因となっていますので、食事には一口ごとによく噛んで時間をかけて食事し、脾が十分に運輸できる状況をつくる必要があります。

とくに早食いをすると、短時間では満腹感が生じないためにたくさん飲食物を摂取してしまうので、絶対に早食いは戒めるべきです。

よく噛むと、消化されやすくて精微に化しやすいだけでなく、少ない摂取量で十分に満腹を感じ、からだが余裕を持って代謝を行えるようになりますので、それほどの期間を要さずに数キロの減量が期待できます。

さらに適度な運動を行うと、代謝がより活発になり減量の助けになります。
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by sinsendou | 2010-10-07 13:21 | 肥満①~④

肥満 その2

【肥満】 その2

【気虚痰湿】
食欲があまりなくそれほど多くは食べないのに太る、ぽっちゃり型の肥満体形、その上汗かき・色白・疲れやすく元気がない・痰が多くてむくみやすいなどがある。

先天的虚弱・老化・お金持ちの運動不足などで脾気が不足し、普通に食べているにもかかわらず、水穀の精微を運輸する力が低下しているために、痰湿となって停滞・蓄積して肥満を引き起こす病態といえます。

症状は、「気虚体質」といわれるようにぽっちゃりと肥満して筋肉が柔らかく、汗かきで肌の色が白く、疲れやすい・元気がない・痰が多い・むくみ・泥状便・舌質が淡・脈が弱いなどがみられます。

基本的には食欲がなくてあまり多くは食べず、「少ししか食べないのに太って困る」と言い、それでいて胃腸が弱いためカロリーの吸収が早い甘いものを好む傾向にあります。

治法は、元気をつけ、脾の運輸能力を高めて痰湿の産生を防止し、痰湿を精微に変えたり除く《益気健脾・化痰去湿》を行います。

処方は、六君子湯・坊己黄耆湯

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甘いものを好むのは、脾の運化が悪くてエネルギー源が不足しがちであり、食べるとすぐにエネルギーに変わる甘いものでその場をしのごうとするためです。

しかし、間食に甘いものを摂取することにより、大切な食事の時の脾の運輸能力がそがれることになり、かえって肥満の促進につながります。

熱を通した消化されやすい食べ物を良く噛んで食べ、軽い運動で代謝を高めるのが良いでしょう。

あまり運動しすぎると、疲れて機能がより低下するので、運動をしすぎない程度に持続することが大切です。
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by sinsendou | 2010-09-25 13:44 | 肥満①~④

肥満 その1

【肥満】

肥満とは、体型が通常の範囲を超えて太っていることをさし、多かれ少なかれ体の重だるさ・息切れ・動作がつらい・疲労倦怠感・頭がぼーっとするなどの不快な症状を伴います。

中国では肥満症のことを「肥胖症」といって、古くは肥満した人を「肥貴人」と呼んでいました。

その時代の中国では肥満体は富貴な生活を送る人々の象徴でもあって、病気とはみなされていなかったため、古代の文献にも肥満症についての記載はほとんどありません。

中医学から肥満の原因を考えると、飲食物が体に有益な物質に変化せず、痰湿(脂肪やコレステロール)になって蓄積して代謝されないためであり、主として脾の運輸の障害と考えられます。
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by sinsendou | 2010-09-07 15:57 | 肥満①~④



「抗老化」いつまでも若くありたい。それを実現する漢方薬が「鹿茸大補湯」です。   毎週日曜日を定休日とさせていただきます。

by sinsendou
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