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カテゴリ:のどの痛み①~⑦( 26 )

のどの痛み その6

【反復性・慢性ののどの痛み】
【陰虚火旺】
②【腎陰虚】

腎の陰精が不足し虚火が経絡を通じて咽に上昇して炎症を起こす病態です。

症状は、のどが渇いて痛みや発赤をともない、腰や膝がだるく力が入らない・頭のふらつき・めまい感・耳鳴り・のぼせ・からだの熱感・手足のはてり・ねあせ・頬部の紅潮・舌苔が少ない・脈が細く速いなどがみられます。

治法は、腎の陰精を滋補して虚火を冷ます《滋陰補腎・清虚熱》を行います。

処方は、寫火補腎丸・知柏地黄丸
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by sinsendou | 2010-02-13 19:15 | のどの痛み①~⑦

のどの痛み その5

【反復性・慢性ののどの痛み】
【陰虚火旺】
慢性病や老化、熱病などによって本来体に必要な体液である陰液が少なくなり、反対に陽気が相対的に余って虚熱となることでバランスが崩れ、その虚熱が上昇して咽喉を灼くためにのどが痛む病態です。

炎症のようにみえますが、まったくの体質的な病変なので、西洋薬の消炎剤も抗生物質も効果はありません。

逆に、何度も投薬されることにより正気が消耗されて悪化をまねきます。

①【肺陰虚】
肺を潤している陰液が不足し、虚火が肺の門戸である咽喉に上炎する病態です。

症状は、のどが乾いて痛みや発赤をともない、乾いた咳・痰が粘稠で血が混じる・からだの熱感・寝汗・舌質が紅で乾燥・舌苔が少ない・脈が細く速いなどがみられます。

治法は、肺の陰液を補充して虚火を冷ます《養陰潤肺・清虚熱》を行います。

処方は、養陰清肺湯・潤肺糖漿
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今日もこのブログをご覧の皆様に素晴らしいことが雪崩の如く起きます!
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by sinsendou | 2009-12-06 10:54 | のどの痛み①~⑦

のどの痛み その4

【反復性・慢性ののどの痛み】 【鬱熱上炎】
②肝胆鬱熱
精神的ストレス・怒り・緊張あるいはかぜひきの反復によって邪の体内への残存で、肝胆の気機が鬱して化熱し、情緒の変動・かぜひきなどによって肝胆の鬱熱がひき動かされ、邪熱が咽喉に上がり炎症を起こす病態です。

症状は、のどの痛み・発赤・腫脹がおりにふれて発生し、いらいら・怒りっぽい・ゆううつ・ヒステリックな反応・口が苦い・胸脇部が張って苦しい・舌質が紅・黄色い舌苔・ピンと張った脈(弦脈)などをともないます。

治法は、肝胆の鬱熱を除く《清泄肝胆》を行います。

処方は、加味逍遥散・小柴胡湯など。
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皆様にとって今日という日が素晴らしい一日となりますように!
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by sinsendou | 2009-11-28 11:53 | のどの痛み①~⑦

のどの痛み その3

【反復性・慢性ののどの痛み】
のどの痛みが何回も繰り返したり慢性的に続くのは、体の内部に原因があると考えます。

【鬱熱上炎】

体内に熱が鬱積していて、それがなんらかの外因によって熱がひき動かされて咽喉を上炎するために、のどの痛みが現れる病態です。

のどが痛んでいるときは炎症ですから西洋薬の消炎鎮痛剤が有効ですが、本来痛みを引き起こす原因が細菌ではなく体質的なものですから、その場だけの治療では根本的解決にはなりません。

①肺胃鬱熱

辛辣なもの・味の濃いもの・あぶらっこいもの・熱いもの・酒・たばこなどの嗜好によって肺胃に内熱が生じているところにさらに、睡眠不足・疲労・かぜひき・飲食の不摂生・飲酒・喫煙などによって鬱熱がひき動かされ、邪熱が咽喉を上擾する病態です。

症状は、のどの痛み・発赤・腫脹がおりにふれて発生し、のどの渇き・水分が欲しがる・口臭・咳・黄色い痰・便秘・舌質が紅・黄色い舌苔・脈が有力などをともないます。

治法は、肺胃の鬱熱を除去する《清泄肺胃》を行います。

処方は、桔梗石膏・防風通聖散
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by sinsendou | 2009-11-20 18:12 | のどの痛み①~⑦

のどの痛み その2

【急性ののどの痛み】
【風寒】

風寒の邪が肺の門戸であるのどを侵襲し、収斂凍結の性質をもつ寒邪が絡脈を渋滞させるためにのどが痛む病態です。

少陰心腎の経絡はいずれものどに連なっており、心腎の陽気が不足している場合(虚弱体質、老人、病後)は、虚に乗じて寒邪が侵入し経絡の流れを阻害しやすいので、とくに強い咽痛をひきおこします。

症状は、悪寒・頭痛・鼻づまり・くしゃみ・鼻水・軽度の発熱などとともに軽度の咽痛が生じ、のどには発赤・腫脹が認められません。

心腎陽虚で風寒を感受した場合(両感と呼ぶ)には、寒気・強い冷え・軽度の発熱とともに強い咽痛が生じ、のどには発赤・腫脹はなく、元気がない・うとうとして眠りたがる・舌質が淡・脈が弱いなどの陽虚の症状がみられます。

治法は、風寒に対しては、からだを温め風寒の邪を発散して除き、咽の阻滞を通じる《疏風散寒・利咽》を行います。

両感に対しては、からだを温め元気を増して抵抗力を高めるとともに風寒の邪を除く《疏風散寒・補陽》を行います。

処方は、風寒には香蘇散または葛根湯に桔梗湯を合わせます。

両感には麻黄附子細辛湯
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by sinsendou | 2009-11-10 17:04 | のどの痛み①~⑦

のどの痛み その1

朝晩と涼しくなって、「朝起きたらのどが痛い」と訴える患者さんがお見えになるような季節になりました。

『のどの痛み』は、咽頭・喉頭・扁桃などの部位を含んだ「のど」に自覚する痛みであり、発赤・腫脹・化膿などの炎症状態を呈する場合と、痛みの自覚だけの場合があります。

のどは頭部と体をつなぐ首にあり、多くの経絡が走行していて、さまざまな臓腑の病変が経絡を通じてのどに反映され、病態は単純ではありません。

ジフテリアや熱病で強いのどの痛みを呈する場合がありますが、全身症状も重篤でありここには取り上げません。

もし高熱が続いたり出血をともなう場合には、専門医を受診してください。

『のどの痛み』には、①急性ののどの痛みと②慢性ののどの痛みがあります。

【急性ののどの痛み】
【風熱】
風熱の邪が肺に侵入して、肺の門戸であるのどを侵襲し、のどの痛みを引き起こす病態です。

邪の勢いが強い場合には、急速に深部へ入る傾向があるので、軽視してはいけません。

症状は、急激にのどが痛み、咽の発赤・腫脹がみられ、発熱・頭痛・咳・舌質が紅・やや黄色い舌苔・脈が浮で速いなどをともないます。

治法は、風熱の邪を発散して除く《疏散風熱》を行います。

処方は、銀翹散・清上防風湯
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by sinsendou | 2009-11-02 19:17 | のどの痛み①~⑦



「抗老化」いつまでも若くありたい。それを実現する漢方薬が「鹿茸大補湯」です。    3月からは、毎週日曜日を定休日とさせていただきます。

by sinsendou
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