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カテゴリ:のどの痛み①~⑦( 26 )

風邪にともなうノドの痛み その19 最終回

風邪にともなうノドの痛み 
その19 最終回


水飲と痰


 「水飲」と「痰」は、いずれも津液(体液)が変化したものです。

 水飲が主に脾胃に停滞するのに対し、痰は気とともに体内を移動して、あらゆる臓腑を障害します。

 水飲の直接の原因は「湿邪」です。湿邪は、外界に存在し、体内で作られることもある「六淫の邪」の1つです。

 水飲が熱で煮詰められると痰に変わりますが、湿邪のほか、風・寒・暑・燥・火という六淫の邪すべてが、痰の原因になるのです。

 原因に応じて、風痰、寒痰などと区別されますが、すべてに共通する性質は粘液性であるという点です。

 口から出される痰をはじめ、コレステロールや中性脂肪なども痰に含まれます。

 のどの痛みを起こす原因となる痰には、「湿痰」と「燥痰」があり、湿痰の場合には乾かす薬を、燥痰には濡らす薬を選びます。

 湿・燥の見分け方を誤ると、かえって症状を悪化させることがあります。















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by sinsendou | 2016-04-13 00:00 | のどの痛み①~⑦

風邪にともなうノドの痛み その18

風邪にともなうノドの痛み その18

中医学ひと口メモ その1

陰虚と陽虚


 外邪が入り込んでしまうようなからだの弱点を「虚」といい、気虚・血虚・陰虚・陽虚の4つのタイプに分けられます。

 このうち、のどの痛みとかかわりが深いのは、からだに必要な水分が不足する陰虚と、からだの熱量が不足する陽虚です。

 のどの痛みがあり、鼻・のどの乾燥、乾いた痰、痰が粘って少ない、声がかれるなど、呼吸器を主とする症状は肺陰虚がもとで起こります。

 また、五臓の陰(水分)の不足はすべて腎に及ぶため、肺陰虚が進行すると腎陰虚になり、呼吸器症状以外に、腰痛や膝関節無力、排尿障害など、全身性の症状が現れるようになります。

 一方、腎が年齢などによって衰え、からだを温める力が弱くなると、余った水分は熱されることなく、冷たいまま体内に滞り、肺の働きを鈍らせてしまいます。

 これが腎陽虚です。

 症状は陰虚と異なり、量が比較的多く切れやすい痰が特徴です。















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by sinsendou | 2016-04-06 00:00 | のどの痛み①~⑦

風邪にともなうノドの痛み その17

風邪にともなうノドの痛み その17

肺に滞った「痰」は咳を長びかせる場合もある


 体内の余分な水が熱で煮詰められたものを、中医学では「痰」と呼んでいます。

 のどからの痰だけでなく、コレステロールや中性脂肪など、からだに不要なものの総称です。

 ほかの症状はおさまったのに、咳がなかなかとれないときも、この痰が原因となっている場合があります。

 痰は、「乾いた痰」と「湿った痰」に分けられます。のどからでる痰が、比較的量が多くて切れやすい場合には湿った痰と考え、湿を乾かして痰の発生を止める二陳湯をベースに処方します。

 これに脾の働きを高める苓桂朮甘湯を加えると、余分な水を取り除くと同時に、新たな発生を防ぐことができます。

 また「小青龍湯」には、肺を温めるとともに、余った水を尿に変え、からだの外に追い出す作用があります。このほか、下痢をしやすい人などには、余分な水分を取り除きながら適度に補充する「藿香正気散」がよいでしょう。

 乾いた咳が続き、痰が粘って切れにくい場合は、乾いた痰が原因と考え、麦門冬湯を服用します。

 ただし、下痢をしやすいなど湿の症状がある人や、かぜの初期には適しません。

 痰によって咳が出る場合にはこの治療が有効ですが、原因がほかにある場合には、別の処方を用いることになります。















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by sinsendou | 2016-03-30 00:00 | のどの痛み①~⑦

風邪にともなうノドの痛み その16

風邪にともなうノドの痛み その16

辛いもの、脂っこいものの摂り過ぎが、のどの痛みを長びかせる原因になっている


 かぜが治ったのに、のどの痛みだけがいつまでも残るのは、食生活の影響と考えらとれます。

 昔のような、ご飯にみそ汁といった質素な食事に比べて、辛いもの、脂肪分の多い食べものは、からだの中に余分な熱を生みやすいのです。

 症状があるときは、辛いものや味の濃いもの、お酒など、からだを熱くするものはできるだけ避けなくてはいけません。

 しかし、寒冷が原因になってのどが痛んでいることも考えられますので、冷たいものばかりをとるのもよくありません。

 薄味で脂肪分が少なく、栄養のバランスがとれた食生活を送ることが大切です。















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by sinsendou | 2016-03-23 00:00 | のどの痛み①~⑦

風邪にともなうノドの痛み その15

風邪にともなうノドの痛み その15

食欲の有無は病気の進行を示すバロメーター

 一般に、かぜをひいて熱が高くなると、症状が悪化したと考えられているようですが、実はそうとも限りません。

 むしろ、食欲の有無のほうが病気の進みぐあいのバロメーターになります。

 発熱や悪寒、鼻水、ごく軽い咳、頭痛などの症状があっても、食欲があれば、病気はまだ初期の段階にあります。

 食欲がなくなり、吐き気がしたり、咳がひどくなったときは、病気がからだの奥まで入り込んでしまったと考えられます。















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by sinsendou | 2016-03-16 00:00 | のどの痛み①~⑦

風邪にともなうノドの痛み その14

風邪にともなうノドの痛み その14

扁桃腺の病気と治療


 駆風解毒湯は、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)や、急性扁桃腺炎にも効果があります。

 さらに板藍茶で服用すれば、相乗効果があるでしょう。

 ただし、成長期によく見られる扁桃腺肥大は、痛みがない限り治療する必要がありません。

 やがて自然に小さくなるからです。

 また、高熱が出て、のどが真っ赤に腫れあがるといった、非常に強い症状が出る場合には、細菌性の扁桃周囲炎の疑いがあります。

 「感応丸」がよく効きますが、基本的には医師の診断を仰ぎましょう。

 応急処置としては、駆風解毒湯に「黄連解毒湯」のような清熱解毒剤を加えて服用してもよいでしょう。















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by sinsendou | 2016-03-09 00:00 | のどの痛み①~⑦

風邪にともなうノドの痛み その13

風邪にともなうノドの痛み その13

銀翹散と駆風解毒湯の上手な使い方とのどの痛みの予防


のどが痛み、渇き始めたら銀翹散や駆風解毒湯がぴったり

 のどが痛み始めてから一週間以内で、冷たいものが飲みたいなら、銀翹散か駆風解毒湯で間違いありません。

 食べものが飲み込めないほど、のどが痛むときや、インフルエンザのように高熱をともなう場合にもよく効きます。

 たとえ合わなくても、副作用はほとんどありません。

 気をつけなければいけないのは、「のどが渇く」という訴えがあっても、温かい飲みものを少しずつ頻繁に飲む場合です。

 からだの水分が不足すると同時に、余った水も体内にあるため、のどが渇いても大量には飲みたがらないのだと考えられるからです。

 この場合は、かぜではないと考えて、慢性病の薬を選びます。















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by sinsendou | 2016-03-02 00:00 | のどの痛み①~⑦

風邪にともなうノドの痛み その12

風邪にともなうノドの痛み その12

腎が熱量不足に陥ると「寒」と「湿」が生まれ肺の働きを鈍くする

 先天的な機能を制御する腎の熱量が不足して、からだを温める力が落ちている場合にも、のどの痛みが起こることがあります。

 余った水分は熱されず、冷たい水分(寒と湿が結びついたもの)となって体内に滞ってしまい、これが肺の働きを鈍らせてしまうのです。

 この場合は「苓桂朮甘湯」に「二陳湯」を加えた処方、老人の場合は「八味丸」に「甘草湯」あるいは「真武湯」を加えたものを服用するとよいでしょう。
















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by sinsendou | 2016-02-24 00:00 | のどの痛み①~⑦

風邪にともなうノドの痛み その11

風邪にともなうノドの痛み その11

水分の不足が肺に起こっているか、腎に起こっているかで治療法が異なる


 治療は、原因となる寒冷・熱・湿・乾燥のうちどれが関わっているかを考えながら、のどの痛みに最も関連が深い肺と腎の状態を判断して行います。

 まず、慢性的にのどが痛み、粘った痰が出たり、痰が切れにくいなどの症状があるときは、水分の不足が肺で起こり、熱が発生している状態(肺陰虚損)と考えます。この場合は「麦門冬湯」がよく効きます。

 また、腎の水分が不足して起こるのどの痛みには、銀翹散や駆風解毒湯に「六未丸」を加えた処方か、「桔梗湯」を用います。

 肺に熱が発生しているところに、腎の水分不足が加わると、頭のふらつき、腰痛、無力感、耳鳴り、難聴、手足のほてりなど、全身的な症状が現れることがあります。この場合には「麦味地黄丸」がよく合います。















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by sinsendou | 2016-02-17 00:00 | のどの痛み①~⑦

風邪にともなうノドの痛み その10

風邪にともなうノドの痛み その10

胃の「熱」やからだの「湿」が絡んで肺の機能が停滞することもある


 このほか、胃が原因で肺の機能が停滞することもあります。

 辛いものや脂っこい食べものが好きな人は、胃に熱を生じやすくなります。

 この「胃熱」も、肺の機能を停滞させる原因となります。

 口臭やむかつき、過度の空腹感があるのが特徴です。

 また、のどに水泡ができるような場合は、体内にある「湿」と「熱」が結びついて肺の機能を乱していると考えられます。















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by sinsendou | 2016-02-10 00:00 | のどの痛み①~⑦



「抗老化」いつまでも若くありたい。それを実現する漢方薬が「鹿茸大補湯」です。   毎週日曜日を定休日とさせていただきます。

by sinsendou
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