いきいき元気! 感謝!

カテゴリ:肩こり①~⑤( 5 )

肩こり その5

今日もご来訪に感謝します。

昨日の夜から急に気温が下がって、皆様お風邪を召しませぬようご注意ください。

12月21日は『冬至』。一年のうちで一番夜の時間が長い日です。

中医学では、『昼』を『陽』、『夜』を『陰』と対比して考えていますが、『陰極まって陽となる』という言葉があるように、『陰』の内に『陽』が芽生える日でもあるのです。

しかし、『陽』が『陽』としての働きを表わしてくれるまでには、まだまだ時がかかりそうです。

さて「肩こり」の最終回、「その5」です。

【陰虚陽亢】

慢性病・老化・多産・過度の性生活などが原因で、肝腎の精血が消耗し、陰血が不足するために陽気を抑制できなくなって内熱が血を上昇させて、体の上部に血が充満するために肩こりを起こす病態です。

上部に血が集まってしまいますが、下部では逆に不足がもられ、「上盛下虚」の病態を呈するのが特徴です。

症状は、肩こりとともに局所が硬く、いらいら・のぼせ・ほてり・ねあせ・腰や膝がだるく力が入らない・舌質が紅・舌苔が少ないか無苔・脈が細く速いなどをともないます。

治法は、陰液を補い潤し上部に亢進した火熱を引きもどす《滋陰潜陽》をおこないます。

処方は、知柏地黄丸・寫火補腎丸です。
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今日も最後までご覧いただきありがとうございます。

あなたに良きことが雪崩のごとく起きますように・・・。
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by sinsendou | 2008-12-23 11:51 | 肩こり①~⑤

肩こり その4

日一日と寒くなってまいりますが、今日もいい日です。ご来訪に感謝します。

【血虚】 

過労・出産・出血・月経・慢性病などによって血が不足し、筋肉に栄養や潤いを与える血の潤養作用が不足して肩こりを起こす病態です。

いわゆる栄養不良状態の肩こりに相当します。

症状は、肩こりとともに筋肉が栄養不良にために痩せたり筋ばった感じがみられ、顔色や皮膚にも艶がない・筋肉のひきつり・しびれ・爪がもろい・頭がボーッとする・月経不順・舌質が淡・脈が細いなどがみられます。

治法は、血を滋養することにより筋肉を栄養して柔軟にする《養血濡潤》をおこないます。

処方は、四物湯・十全大補丸・人参養栄湯などです。
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今日も最後までお付き合いいただき感謝します。

あなたに良きことが雪崩のごとく起きますように!
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by sinsendou | 2008-12-15 13:27 | 肩こり①~⑤

肩こり その3

今日もとても素晴らしくいいお天気です。

いつもご来訪感謝します。

【清陽不昇】

疲労蓄積・先天的虚弱・老化・慢性病などで気が不足し、軽清昇発の作用の気である清陽が上昇せず、人体上部まで栄養されないために肩こりが生じる病態です。

虚血性の肩こりに相当します。

症状は、肩はこるが局所は柔らかくてこりが認められず、元気がない・疲れやすい・立ちくらみ・脈が弱いなどを呈し、ゴロゴロして横になっていると肩こりが軽減します。

軽いマッサージや緩やかな灸などがよく、強い刺激は避けた方が賢明です。

いわゆる「もみ起こし」を起こしてしまうのが、このタイプの肩こりなのです。

治法は、元気をつけ気力を増して陽気が上昇できるようにする《益気昇陽》を行います。

処方は、補中益気湯です。
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最後までご覧になられたあなたに良きことが雪崩のごとく起きますように!
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by sinsendou | 2008-12-07 11:36 | 肩こり①~⑤

肩こり その2

今日もご閲覧感謝します!

【血瘀】

打撲・外傷・手術・交通事故などによる内出血、肝鬱気滞による血流の停滞などで、肩や背中の気血の流れが阻滞し、血瘀を形成するために肩こりが生じる病態です。

うっ血性の肩こりに相当します。

症状は、強い肩こりとともに肩や背の部分にイトミミズ状やクモ状の毛細血管拡張がみられ、局所が硬く触れ、舌質が暗~紫色あるいは瘀点や瘀斑がみられます。

治法は、うっ血を取り除き血行を促進する《活血化瘀》を行います。

処方は、血腑逐瘀湯・桃核承気湯・桂枝茯苓丸などを使います。
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最後までお読みくださったあなたに良きことが雪崩のごとく起きますように!
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by sinsendou | 2008-11-29 11:59 | 肩こり①~⑤

肩こり その1

今日もご来訪されたあなたに感謝します。

【肩こり】

「こり」や「痛み」などはあくまでも主観的な問題です。

ですから「肩こり」といっても、項部から肩部にかけて張る・重い・だるい・ひきつるといった違和感を自覚することなのです。

他覚的に緊張・しこり・こわばりなどを認めても、自覚的に何もなければ「肩こり」ではありません。

肩こりの原因は色々ありますので、とりあえず大まかなところを説明します。

風邪ひきなどによって生じる肩こりは、肩こりが主症状ではないので、今回は含めません。

【肝鬱気滞・肝火】

緊張や精神的ストレス、怒りなどが原因で肝気が鬱結し、肝気の疏泄が不十分になって筋が緊張したり、鬱した肝気が化火し火熱が血とともに上昇して肩部に充満するために、肩こりが生じる病態です。

緊張性あるいは充血性の肩こりに相当し、よくみかける状態です。

症状は、肩こりとともに項部から肩背部にかけての筋緊張やこわばりがあり、イライラ・憂鬱・緊張・ヒステリックな反応・ため息・胸脇部が張って苦しい・緊張した脈などをともないます。

さらに火熱が酷くなった肝火では、怒りっぽい・目の充血・頭痛・耳鳴り・舌質が紅などが現れます。

治法は、肝気の疏泄をのびやかにして気分の鬱積を取り除き、火熱を冷まし、筋の緊張をゆるめる《疏肝解鬱・清肝瀉火・舒筋》を行います。

処方は、星火逍遥丸・柴胡疎肝散
肝火には、瀉火利湿顆粒・加味逍遥散など。
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今日も最後までご覧いただいたあなたに良きことが雪崩のごとく起きますように!
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by sinsendou | 2008-11-21 18:06 | 肩こり①~⑤



「抗老化」いつまでも若くありたい。それを実現する漢方薬が「鹿茸大補湯」です。   毎週日曜日を定休日とさせていただきます。

by sinsendou
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