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カテゴリ:身近な病気 下痢①~⑨( 9 )

身近な病気 下痢 その9

下痢の治療法 その6

反復性・慢性の下痢 その3

精神的な問題から起こる下痢

電車に乗ると便意をもよおす、試験前になるとお腹が痛くなるなど、精神的な問題が引き金となって、反復性の下痢が起こる場合があります。

これは、精神・情緒をコントロールする肝が機能失調を起こし、気が滞ったために起こる症状です。

過敏性腸症候群の症状の多くもこれにあたります。

腸の蠕動運動が不安定になり、下腹部がゴロゴロ鳴る、お腹が張る、下痢と便秘をくり返す、といった症状が現れます。

この場合は、『逍遥散』で肝の機能を整えていくとよいでしょう。

また、精神的な問題とは関係なく、お腹が張ったり、ゴロゴロと鳴るような場合は、『半夏寫心湯』が適しています。

神仙堂ホームページ
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by sinsendou | 2006-10-09 13:02 | 身近な病気 下痢①~⑨

身近な病気 下痢 その8

下痢の治療法 その5

反復性・慢性の下痢 その2

高齢者や冷え性の人の下痢

高齢者や冷え性の人に多いのは、食べ物を消化・吸収するエネルギーが不足して起こる下痢です。

この場合、おなかが冷えて痛む、未消化な便が出る、手足が冷える、むくみやすい、などの症状が現れます。

このタイプの人は、脾胃を温める「人参湯」をふだんから服んでおくとよいでしょう。

冷えによる腹痛があるようなら「大建中湯」、下半身や手足まで冷えるようなら「附子理中湯」を用います。

高齢者の場合、下痢をすることによってエネルギーが消耗され、脾と腎の両方の機能が低下してしまうことがあります。

この場合は「人参湯」「真武湯」を合わせて腎陽を補いながら、脾胃の機能を高めます。
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by sinsendou | 2006-10-02 11:10 | 身近な病気 下痢①~⑨

身近な病気 下痢 その7

下痢の治療法 その4

前回までは急性の下痢について考えてまいりましたが、いつまでも治らない、また何度もくり返す下痢について考えて見ましょう。

反復性・慢性の下痢 その1

胃腸が弱く、すぐに下痢をしてしまう

ふだんから下痢を起こしやすく、疲れやすい、食後に眠くなる、顔がむくみやすい、尿が出にくいなどの症状がある場合は、脾胃の機能がもともと弱かったり、不摂生によって機能の低下を起こしていることが考えられます。

排便は、出始めは形があっても、あとは下痢になります。

排便時の腹痛はほとんどないか、あっても軽度です。

この場合は、ふだんから『六君子湯』『参苓白朮散』で脾の機能を補っておくことが大切です。

下痢が続くときには、『六君子湯』『平胃散』を合わせてつかうとよいでしょう。

また、同じような症状で、内臓下垂などがある人には、『補中益気湯』が適しています。

神仙堂薬局のホームページはこちら→神仙堂薬局
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by sinsendou | 2006-09-25 10:43 | 身近な病気 下痢①~⑨

身近な病気 下痢 その6

下痢の治療法 その3

急性の下痢

食べすぎなどで消化不良を起こした場合の下痢

食べ過ぎによって、脾胃の消化・吸収機能が阻害され、下痢が起こることがあります。

症状としては、みぞおちが張って痛む、お腹を押すと苦しい、いやなにおいのゲップがしきりに出る、不消化便が出る、などです。

この場合は、消化を助け、脾胃の機能を回復させる「保和丸」を用いると楽になります。
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by sinsendou | 2006-09-19 13:05 | 身近な病気 下痢①~⑨

身近な病気 下痢 その5

下痢の治療法

急性の下痢 その2

お酒や脂っこいものの食べすぎや、食中毒による下痢など

腐ったものを食べたときや、脂っこいものを食べ過ぎたりお酒を飲みすぎたとき、べたっとした、いやなにおいのする下痢を起こすことがあります。

そのほか、おなかが張って苦しい、食欲がない、ムカムカする、下痢した後肛門に灼熱感がある、といった症状があるときは、湿熱の邪による下痢と考えられます。

熱の症状が強い場合は、大腸の湿熱を除く『葛根黄連黄芩湯』を、アメーバ赤痢や潰瘍性大腸炎の急性期など、熱の症状がかなり強い下痢には、『白頭翁湯』を用います。

熱の症状がそれほど強くない場合は、『藿香正気散』『黄連解毒湯』を少量加えて用いるとよいでしょう。
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by sinsendou | 2006-09-11 12:00 | 身近な病気 下痢①~⑨

身近な病気 下痢 その4

下痢の治療法

急性の下痢 その1

冷たい飲食物の取りすぎなどで起こる下痢など

生ものや冷菓を食べ過ぎたり、冷たいものを飲みすぎたときに起こりやすいのが、寒湿の邪による下痢です。

湿度の高い日本では、非常によくみられる病態です。

水様便に加え、吐き気、手足や全身が重くだるい、頭がすっきりしない、むくむ、寒気がする、といった症状が現れます。

この場合は、寒湿を除きながら、脾の機能を正常に戻す「藿香正気散」で治療します。

冷えの症状があまりない場合は、脾の湿を取り除く「平胃散」がよく効きます。
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by sinsendou | 2006-09-04 12:40 | 身近な病気 下痢①~⑨

身近な病気 下痢 その3

もうひとつ、胃と脾の働きには次のような違いがあります。

が正常に働くためには、適度な潤いが必要ですが、は逆に湿気を嫌います。

そのため、水分の取りすぎなどで、に余分な湿気がたまってしまうと、機能が低下し、下痢をしやすくなります。

また、の機能がもともと弱い人は、水分をうまく吸収することができないため、に余分な湿気がたまりやすくなるという特徴があります。

下痢には、急性と慢性がありますが、いずれの場合も、原因をきちんと見きわめることが大切です。

急性の下痢は、湿熱や寒湿などの外邪によるものと、暴飲暴食などによるものがあります。

反復性・慢性の下痢は、もともと脾胃が弱い、精神・情緒をコントロールするが機能失調をおこしている、腎陽が不足している、といった原因で起こると考えられています。


外邪による下痢とは…

ウイルス性腸炎やかぜによる下痢も、外邪による下痢に含まれる。

この場合も、現れている症状で外邪のタイプを見きわめ、治療方針が決まる。

下痢の場合、必ず湿邪(余分な水分)が関係していることが多いが、その湿邪が熱を帯びていると考えられる場合は「湿熱」、冷えている場合は「寒湿」と判断する。

肝とは…

精神・情緒をつかさどり、気血のめぐりをコントロールしている臓器と考えていえる。

ストレスや悩みごとが多いと、の機能が乱れ、気の流れが滞りやすくなる(このことを中医学では肝鬱気滞という)。

また、気の流れは血にも影響をおよぼし、血の流れが悪くなることもある(これを気滞血於という)。
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by sinsendou | 2006-08-28 11:39 | 身近な病気 下痢①~⑨

身近な病気 下痢 その2

下痢の原因とメカニズム

正常な排便は、主に脾と胃の協調運動によっておこなわれています。

飲食物は、まず胃で簡単に消化されたのちに脾に送られます。

脾には、飲食物を消化して、からだに必要な栄養素を吸収し、肺に送る働きがあります。からだに不必要なものを小腸や大腸に送るのは、胃の役目です。

このように、脾は上向き、胃は下向きという運動をすることによって、消化・吸収と排泄が正常に行われるしくみになっています。

この運動形態に逆らって、胃の働きが上に向かうと、嘔吐や吐き気などの症状が、脾の働きが下に向かうと下痢が起こります。

〈脾胃の働き〉について

中医学では、消化・吸収にかかわる臓器を脾胃と呼んでいる。

ここでは、便宜上、脾と胃の働きを分けているが、実際には、脾胃が協調しなければ正常に消化・吸収・排泄を行うことができないため、必ず他方にも影響が現れる。

下痢をすると、吐き気など胃の症状をともなうことが多いのはそのためである。
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by sinsendou | 2006-08-21 12:24 | 身近な病気 下痢①~⑨

身近な病気 下痢 その1

夏場になると、誰もが一度は経験する『下痢』について、今回から数回に分けて考えて見ましょう。

急性の下痢は、誰もが経験する身近な症状です。

中医学では、便の状態や付随すえう症状から、原因をつきとめて治療します。

胃腸の弱い人に多い慢性の下痢や、ストレスがからむ過敏性腸症候群は、ひとりひとりの体質やからだの状態をよく見きわめて、根本から治療します。

下痢のメカニズムと治療法について、具体的に考えていきましょう。

次回は『下痢の原因とメカニズム』についてです。
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by sinsendou | 2006-08-07 11:35 | 身近な病気 下痢①~⑨



「抗老化」いつまでも若くありたい。それを実現する漢方薬が「鹿茸大補湯」です。    3月からは、毎週日曜日を定休日とさせていただきます。

by sinsendou
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