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カテゴリ:たかがニキビされどニキビ①~⑤( 6 )

梅雨の季節はニキビが花盛り

梅雨に入ると毎日が鬱陶しく感じられます。

『梅雨』は湿度・気温とも高く、蒸し暑いものです。

中医学では、湿気が多く蒸し暑い季節を『湿熱の季節』ととらえて、この時期の体が重い・だるい・食欲不振などの症状の時は『湿熱の邪』に体が襲われたと考えています。

ただ、だれしもが『湿熱の邪』に襲われて症状があらわれるわけではなく、自己の体内に『虚』の部分を持っていたり、又は体の中に余分なお荷物の『実』を抱えていたりすると、外界の影響を受けそれが症状となって現れてくるのです。

普段から外食やファーストフード、甘いもの・脂っこいもの・味の濃いものが好きな人は、体の中に熱がこもりやすく暑がりで、余計に冷たい飲み物を摂取するようになりがちです。

これら余分な水分や熱が、上部を犯すと『ニキビ』となると考えられます。

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慢性の『ニキビ』は体からのSOSと考えて、漢方できちっと手入れをいたしましょう。

ただし治療を始める前に、食事の注意やこまめな洗顔を心がけることがとても大切です。

治療方法については、右欄→カテゴリの『たかがニキビされどニキビ』を参考にしてください。
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by sinsendou | 2010-06-23 14:56 | たかがニキビされどニキビ①~⑤

たかがニキビ、されどニキビ その5

【主な症状と治療の実際】 その3

脾胃に問題があるニキビ

①脂っぽく、化膿しやすいニキビ

ふだんから胃腸の調子があまりよくない人で、顔の皮膚が脂っぽく、ニキビの質もなんとなくジクジクとして、化膿しやすいという場合は「脾胃」にこもった熱と湿気が原因と考えられます。

こういう場合は、まず、「平胃散」などで湿気を取り除きながら胃腸の調子を整え、ニキビの程度によって「清上防風湯」「黄連解毒湯」を併用するようにします。

②いつも胃腸の調子が悪い人のニキビ

胸やけがする、便秘がち、ムカムカする、胃腸がなんとなくすっきりしない、といった症状がふだんからあり、胃腸の調子が悪くなるにつれて、ニキビが増えるという場合は、消化器系がうまく機能していないことが考えられます。

このタイプの人は、ふだんから「半夏瀉心湯」などで消化器の機能を正常に戻しておくことが大切です。

その上で、ニキビができそうなときに「清上防風湯」を服用するといった方法をとります。

以上でニキビのお話は終わります。
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by sinsendou | 2006-05-22 13:45 | たかがニキビされどニキビ①~⑤

たかがニキビ、されどニキビ その4

【主な症状と治療の実際】 その2

肝に関係したニキビ

①月経前に出るニキビ

女性で、月経前になるとニキビが出やすく、ニキビの色も黒っぽいという場合は、血の機能が失調して、体内に熱がこもってしまった状態と考えられます。

この場合は、熱を取り除いて解毒する働きと、血の機能を回復させる働きを合わせ持った 「温清飲」(「四物湯」+「黄連解毒湯」)がよいでしょう。

また、熱の力が強く、すぐに化膿してしまうような場合には「荊芥連翹湯」を用いることもあります。

②月経不順や月経痛をともなうニキビ

月経の前になるとニキビが出るだけでなく、月経不順や激しい月経痛がある場合は、血の機能に問題が起こっていると考えられます。

このときは、まず「桂枝茯苓丸」のような薬で、血の機能を回復させることが大切です。

三十台以降になって生理不順が起こったような場合には、「加味逍遥散」「芎帰調血飲」などもよいでしょう。

ただし、これらは直接ニキビを治す薬ではないため、「清上防風湯」「荊芥連翹湯」「黄連解毒湯」などを、ニキビの程度に合わせて併用するようにします。

③側頭部や胸・肩などにできるニキビ

血に関係する症状に加えて、イライラしやすい、脇腹や乳房が張る、灼熱感があるといった症状をともなう場合には、血そのものより、血をコントロールしている「肝」に熱がこもっていると考えられます。

この場合、ニキビのでき方も、側頭部(こめかみから耳の前あたり)や胸・肩などに多いという特徴があります。

このようなタイプのニキビには、肝の熱を取り除き、機能を正常に戻す「竜胆寫肝湯」という薬が効果的です。

5月22日に続く
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by sinsendou | 2006-05-15 12:02 | たかがニキビされどニキビ①~⑤

たかがニキビ、されどニキビ その3

【主な症状と治療の実際】 その1

「肺」に問題がある場合

①思春期などに多いニキビ

ニキビの中で最も多いのは、思春期などに見られる泡粒大の赤い発疹です。

このようなニキビは、主として「肺」の熱が原因で起こります。

治療としては、肺にある熱の勢いを抑え、解毒して化膿を防ぐ「清上防風湯」が適しています。

配合のバランスがよく、それほど強い薬でもないため、性別や年齢を問わず、幅広く顔の皮膚の炎症に使うことができる薬です。

ほかに「麻杏甘石湯」+「黄連解毒湯」、「五虎湯」+「黄連解毒湯」などを用いることもあります。

②化膿しやすいニキビ、白っぽいニキビ

「清上防風湯」は、ニキビ治療に幅広く使える薬ですが、特に化膿しやすい場合には「治頭瘡一方」のように化膿を止める力が強い薬を用います。

この薬には大黄がはいっているため、熱性の便秘をともなう場合にも利用することができます。

また、化膿もなく赤みも強くないというニキビには、「ハトムギ茶」がよいでしょう。

できれば多少お値段がはりますが「発芽ハトムギ」がよりよいでしょう。

痛みがひどいニキビには、「桔梗と石膏」のエキスを加えます。

以上の処方は、ニキビ治療の基本となるものですが、脾胃や肝に問題があってニキビができている場合は、まず、根本的な治療が必要です。

そのうえで、ニキビの状態に合わせてこれらの薬を併用するとよいでしょう。

5月15日に続く
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by sinsendou | 2006-05-08 12:48 | たかがニキビされどニキビ①~⑤

たかがニキビ、されどニキビ その2

【ニキビの原因とメカニズム】

ニキビは、皮脂の分泌が盛んな毛穴に、細菌が繁殖して起こる炎症です。

中医学では、体内で発生した余分な「熱」が皮膚に影響を与え、そこに外界の熱(風熱)の刺激が加わるとニキビができると考えます。

そのため、体内のどこに熱がこもっているかを見極め、その熱を取り除いたり、余分な熱が発生しないようにからだのバランスを整えるといった治療が必要です。

臓器として関連が深いのは、①肺②肝③脾胃です。

ニキビのような皮膚疾患と最も関係が深いのは肺の熱ですが、肝や脾胃におおもとの原因がある場合もあります。

また、肝がコントロールしている血に熱がこもってニキビができるケースもあります。

実際の治療は、ニキビの色や炎症の度合い・できやすい部位などから、熱の程度と、どの機能に問題があるかという点を診断し、それに見合った薬を処方します。

生活上の注意点としては、体内に熱を生む原因となる辛いものや脂っこい食べ物をとり過ぎないことが大切です。

また、肌の清潔を保つための洗顔は、一日二回程度とし、皮脂を失い過ぎないようにします。

5月8日に続く
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by sinsendou | 2006-05-01 13:08 | たかがニキビされどニキビ①~⑤

たかがニキビ、されどニキビ その1

【ニキビの治療法】

今回からは春に割合多くみられるニキビについて一緒に考えてみましょう。

思春期のニキビは、ほとんどが一過性のものであるため、あまり積極的な治療は行われていないようです。

しかし、ひどいニキビを放っておくと、醜いニキビ跡が残ってしまうことがあります。

また、胃腸の調子が悪くてできるニキビや、女性の産後にできやすいニキビなど、ほかに根本原因が隠れたものも多く見られます。

それでは次回から、ニキビの原因とメカニズムやタイプ別に見た上手な治療法を、見ていきましょう。

5月1日に続く
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by sinsendou | 2006-04-24 13:43 | たかがニキビされどニキビ①~⑤



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by sinsendou
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