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カテゴリ:目のかゆみ①~⑤( 5 )

目のかゆみ その5

【目のかゆみの治療法】

③目が腫れる、結膜がただれる(風湿)

かゆみに加えて、目が腫れて開きにくい、結膜がただれてジクジクしている、といった症状が出る場合は、風邪湿邪が関係していると考えられます。

この場合は、「羗活除湿湯加減」のようなくすりで、風邪湿邪を取り除くといいでしょう。

また、目の充血や炎症をともなうようなら、湿熱を取り除くくすりに、菊花や決明子など、目に作用する生薬を配合して用います。

なお、花粉症でこのような症状が現れる人は、食生活に問題があったり、脾胃の働きが弱くなっていることが考えられます。

そのため、シーズン前から「平胃散」「藿香正気散」で脾胃の湿を取り除いておくのもよい方法です。

また、もともと脾胃が弱い人には「香砂六君子湯」など、消化吸収機能を補うくすりを用いるとよいでしょう。

『目のかゆみ』 おわり
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by sinsendou | 2006-04-17 12:26 | 目のかゆみ①~⑤

目のかゆみ その4

【目のかゆみの治療法】

②目の充血や乾燥が気になる(風熱)

かゆみ以外に、目の充血や乾燥などが気になる場合は、風邪と熱邪がからんでいることが考えられます。

この場合は、風邪と熱邪の両方を取り除く「桑菊飲」などが適しています。

充血がかなりひどい場合は「防風通聖散」を併用するとよいでしょう。

なお、花粉症の人で、シーズン中以外にも目が充血しやすい、頭に血がのぼりやすい、という人の場合、肝に余分な熱がこもっていることも考えられます。

この場合は、肝の機能を調整してからだの上部の熱を取り除く「竜胆瀉肝湯」などのくすりを用いることもあります。

予防的な措置としては、ストレスが強く、イライラしやすい人は「加味逍遥散」を、手のひらや足の裏がほてる、のどが渇きやすい、目が乾きやすい、などの症状があるなら 「杞菊地黄丸」などをふだんから服んでおくとよいでしょう。

4月17日に続く
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by sinsendou | 2006-04-10 13:07 | 目のかゆみ①~⑤

目のかゆみ その3

【目のかゆみの治療法】

①目のかゆみが主症状

主な症状がかゆみである場合、まず考えられるのが風邪(ふうじゃ)によるものです。

(陰陽五行説によると、春は風邪による病気が増加する季節とされている。風邪には、からだの上部や体表面を侵しやすいという特徴がある。)

この場合、涙が出たり、逆に乾燥して目が渋るということはあっても、痛みや熱っぽさなどの症状はほとんど現れません。

こういった症状に適するのは、風邪の初期によく使われる「荊防敗毒散」という方剤です。

風邪を発散させるくすりですので、花粉症による鼻水やくしゃみをともなう場合にも効果的です。

風邪は、邪としての性質はそれほど強いものではないため、からだの抵抗力が充実していれば、症状が現れることもありません。

ですから、このタイプの人は、ふだんから、抵抗力を高めておくことが大切です。

具体的には、花粉症で、風邪などの感染症にもかかりやすいようなら、肺の機能を充実させて抵抗力を高める「玉屏風散(商品名は衛益顆粒)」を、胃腸機能が弱い、疲れやすいなどの症状をともなうなら「補中益気湯」を、症状が現れる数ヶ月前から服用しておくとよいでしょう。

また、寒がりで足腰が冷えやすい体質の人は「麻黄附子細辛湯」がよいでしょう。

ただし、花粉症で目の充血がひどくなったり、痛みが出たりする人には適応しません。

4月10日に続く
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by sinsendou | 2006-04-03 14:53 | 目のかゆみ①~⑤

目のかゆみ その2

臓器とのかかわり

中医学には、からだの部分は五臓のいずれかと深い関連性があるという考え方があります。

の場合、最もかかわりが深いのはです。

もう少し細かくみると、眼球結膜(白目)眼瞼結膜角膜目頭目尻ということになります。

このうち、かゆみが現れやすい部位と関係する肺・脾、目全体をつかさどるの三つの臓器が、目のかゆみを治療するうえで最も重要な臓器です。

また、邪との関係をみても、肺・脾・肝とのかかわりが深いことがわかります。

まず、防衛力をつかさどるに問題があると(バリア不足)、風邪を受け入れやすくなります。

熱邪火邪の余分な熱の影響で侵入しやすく、湿邪脾胃の消化吸収力が低下したために発生することが多いとされています。

4月3日に続く
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by sinsendou | 2006-03-27 13:28 | 目のかゆみ①~⑤

目のかゆみ その1

【目のかゆみの外因】

春は、目のかゆみが出やすい季節です。

ここ十数年はスギ花粉症によるものが圧倒的に多くなっています。

中医学では、かゆみという症状に最も深く関係しているのは、風邪(ふうじゃ)であると考えています。

風邪は、一般にはそれほど強い邪ではないため、かゆみ以外の症状も、涙が出る、乾燥して目が渋る、といった程度です。

このほかに、結膜が赤くなる、痛むといった症状をともなう場合は熱邪(ねつじゃ)によって、結膜にびらんができたり、また腫れて目を開けにくくなる場合は、湿邪(しつじゃ)や湿熱の邪も同時に影響していると考えられます。

【目のかゆみの内因】

中医学では、花粉のように弱い外邪も受け入れてしまうのは、からだの側になんらかの問題があるためと考えます。

そのため治療の際には、現れている症状の性質や経過などを基準に、邪の性質と体の問題点をみきわめ、弱点を補いながら邪を取り除くという方法をとります。

このように、ただ単に症状をおさえるのではなく、根本的な問題から解決していくため、目の症状と、鼻炎症状の両方が現れる場合にもうまく対応することができます。

なお、目のかゆみは、花粉症などアレルギー性のものがほとんどですが、ほかに病原菌によって起こるものがあります。

ただし、痛みよりかゆみのほうが気になる場合は、病原菌の性質もそれほど強いものではないため、基本的な治療方針は、花粉症による目のかゆみと同様です。

3月27日に続く
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by sinsendou | 2006-03-20 17:37 | 目のかゆみ①~⑤



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by sinsendou
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