いきいき元気! 感謝!

2017年 08月 28日 ( 1 )

中医火神派医案新選 その285

中医火神派医案新選 その285

5.心絞痛――四逆湯加味


 鄭某、女、58歳。

 心絞痛の既往症が4年以上にわたってある。

 ここ半年以上心前区の疼痛が原因でたびたび心臓内科に治療のため入院している。

 硝酸エステル類や活血化瘀の中薬を用いたが効果がなかった。

 心臓手術をするという意見もあったが、費用が高かったので拒絶し余氏に診察を要請した。

 初診:心前区疼痛の発作が一日6~7回起こり、顕著な法則はなく呼吸は浅くて力なく、精神疲労して手足冷たいが二便は順調、舌淡紅胖潤苔薄白、舌辺に歯根と瘀班があり、脈細渋で重按無力、両尺不足。心電図:大部分の導連ST-T段は改変していた。

 証は元陽虚弱・胸陽不振に属し、寒凝血瘀から心脈痺阻となっている。

 治法は温陽散寒、化瘀通絡、宣痺止痛によろしく、処法は四逆散加味:
 制附子30g(先煎)、桂枝30g、乾姜20g、細辛5g、呉茱茰10g、石菖蒲15g、薤白20g、枳実15g、降香15g、炙甘草10g。3剤を毎日1剤水煎服す。

 二診:心前区の疼痛は緩解し、呼吸の浅くて無力も軽減され、精神改善したが、なお四肢は冷たく、脈象は細そして有力に転じた。

 上方の附子を60g(先煎)に、細辛を10gに改めて7剤投与。

 三診:一週間以上にわたって心絞痛の発作は起きていないし、諸症も改善に向かっている、心電図は顕かに好転したので、退院を要求した。

 前方を14日分を持たせ後始末をした。

 注釈:心絞痛は、《金匱要略》中ではそれを胸痺と称し、将にその病の病機帰納は“陽微陰弦”とした。鄭欽安の説は:“真気不足は、無論どこにあっても、疾病として生じる”(医法円通・巻一)。筆者は元陽不足がこの病の鍵であると理解した、故に治療は当に扶陽を以って第一とし、更に去痰・化瘀などの法を兼ね、以って標と本に気を配ることで最高の治療効果を上げることができる。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。
だから、天国言葉をあなたに…。
「ついてる・うれしい・楽しい・幸せ・感謝しています・ありがとう・許します。」
素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。

[PR]
by sinsendou | 2017-08-28 00:00 | 中医火神派医案新選①~



「抗老化」いつまでも若くありたい。それを実現する漢方薬が「鹿茸大補湯」です。   毎週日曜日を定休日とさせていただきます。

by sinsendou
神仙堂薬局 リンク集
カテゴリ
全体
漢方
季節の養生
店頭にて
免疫①~
免疫パワーを高める養生法①~⑦
花粉症対策①~⑥
鼻水・鼻汁①~⑦
のどの痛み①~⑦
目のかゆみ①~⑤
中医学のかぜ治療法①~③
風邪①~⑲
なかなか治らない咳の漢方①~⑮
気管支喘息①~21
たかがニキビされどニキビ①~⑤
アトピー・皮膚病①~⑱
蕁麻疹①~⑯
皮膚掻痒症①~⑥
掌蹠膿疱症①~⑦
こころの病①~⑮
高血圧①~⑨
不眠症①~⑪
めまい①~⑫
耳鳴り①~⑳
頭痛①~⑫
肩こり①~⑤
胸の痛みと心臓病①~⑮
胃腸病 ①~⑰
胃の痛み①~⑱
胃のつかえ①~⑬
腹痛①~⑬
便秘①~⑧
身近な病気 下痢①~⑨
腰痛①~⑦
ひざの痛み①~⑪
痛風①~③
肥満①~④
腎の働きと病気①~⑱
こじらせると厄介な膀胱炎①~⑩
排尿困難①~⑦
相談しにくい夜尿症①~⑥
冷え性①~⑨
不妊①~⑧
子宝の知恵 ①~
月経痛①~⑦
月経不順①~⑲
更年期障害①~⑮
からだと病気①~
中医火神派①~50
中医火神派医案新選①~
麗しの島 台湾①~
北海道の旅①~40
京都の旅①~
神戸の旅①~⑯
西九州浪漫紀行①~
沖縄の旅①~40
ハワイ旅行①~45
大塚国際美術館
ぶらり横浜 ①~
鎌倉散歩①~
青背魚精
深海鮫スクアレン
深海鮫スクアレンプラスDHA&EPA
養脳精
スーパーナットーゲン
プラゲンΣ 胎盤素
スーパー酵素113
おすすめの本①~
我が家の人気者①~
その他
以前の記事
フォロー中のブログ
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧