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2017年 06月 23日 ( 1 )

免疫 その117

免疫 その117

免疫学の誕生と現在


 話は少し変わりますが、14世紀にヨーロッパの人口の3分の1の命を奪った「ペスト」のように、17世紀から18世紀にかけては西欧で新たなる病原菌の来襲がありました。それが「天然痘」です。

 ペスト発生の時もいたのですが、なぜか天然痘の苦しみから免れていた人たちがいます。

 それは、牛痘という牛の伝染病に罹った乳搾りの女性達でした。

 「天然痘も牛痘も似たようなものだったので、牛痘に罹った彼女達は軽い天然痘みたいなものをすでに経験済みだから、ヒトの天然痘にかからないのだろう!」と考え、乳搾りの女性の腕の膿(うみ)をある子どもに注射した結果、その子は天然痘から免れることが出来たと言われております。

 一見、不潔で大胆なことを行いましたが、この出来事がなければ病原微生物を弱毒化し、注射して伝染病を予防するという「二度なし現象」を利用した伝染病の予防法は発見されていなかったのかもしれません。

 この予防法こそが「ワクチン療法」と呼ばれるものです。

 現在、何かと話題を呼んでいる遺伝子も「遺伝する因子という何ものかがあるに違いない」という観点から始まって20世紀半ばに「DNA」という実体として明らかにされています。

 そして、免疫反応においても大きい役割を果たすヘルパーT細胞も「他の細胞たちを助ける細胞がいるに違いない」との観点から1969年に実体としてヘルパーT細胞が明らかになってきました。

 人類はいつの時代も病気と向き合ってきたことに気付きます。

 14世紀のペスト・17~18世紀の天然痘・19世紀にはコレラと結核、そして20世紀末にはエイズという病原微生物が発生しています。

 しかし、今日までにエイズウィルスに対するワクチンを作ることに成功してはおりません。

 エイズウィルスというのは、表面の分子の形をめまぐるしく変えるため、本来これを攻撃する役目の免疫細胞たちが追いついていないのです。

 そのようなことをしているうちに免疫の仕組みそのものがエイズウィルスに破壊されていってしまうのです。

 いつかはエイズの治療法が発見されることでしょう。

 しかしまた、新たなる微生物が出現しないとも限らないのです。















いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

素晴らしい人生のひと時をお過ごしください。


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by sinsendou | 2017-06-23 00:00 | 免疫①~



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