京都の町はどこでも情緒や風情があって、ちょっとした街並みや家々の造りにも趣きが感じられます。
そんな街の中で見つけました。
家と家の間のほんの小さなスペースにも、そこに住む人々の安全や幸せを願う心が現れていて、だからこそ京都を訪れる人々に安らぎを与えているのではないでしょうか。
『六波羅蜜寺』から西へ500メートル、両側がお土産を売るお店が立ち並ぶ清水坂を上ります。
清水寺には昨年9月に行きましたので、今回は清水坂中ほどから
『三年坂(産寧坂)』を下ります。
『産寧坂』のいわれは、その昔平安時代清水寺への参道にあたり、子安ノ塔へ安産祈願の妊婦が通ったことから
“産寧坂”と呼ばれるようになったとか。