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免疫 その15

免疫 その15 


B細胞の働き その2

 T細胞では、教育と成熟のための場が、胸腺という独立した臓器でした。

 B細胞はどこで教育され、成熟して一人前の能力を身につけるのでしょうか。

 鳥類ではその場所がはっきりしていて、「ファブリキウス嚢」と呼ばれています。

 鳥類の消化管は肛門の手前で尿管とつながっていますが、この部分から背中の方向に袋状の突起が出ています。

 これがファブリキウス嚢です。

 ファブリキウス嚢の内部は胸腺と同じように上皮細胞が迷路のような構造を作っていて、鳥類の造血幹細胞は骨髄からここに入り込んで分泌と分化を始め、迷路を通過する間にB細胞に変わるのです。

 その証拠に、生まれたばかりのニワトリのファブリキウス嚢を取ってしまうとB細胞が作られず、したがってそのニワトリは一生、抗体を作ることができません。

 しかし不思議なことに、哺乳動物なかでも人間ではB細胞の成熟のためのはっきりとした場所が見つかっていません。特定の病気との関係から、消化器がB細胞の成熟に重要な役割を果たしているらしいとされている程度です。


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いまこの一瞬にも、すべての方に幸せが訪れています。

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by sinsendou | 2014-11-21 00:00 | 免疫①~
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